屋根工事コラム

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降雪地帯でなくても雪止めは必要!! 知らないと怖い雪害を解説

「雪害」はどこでも起こる可能性がある

近頃、首都圏などで記録的な積雪を記録するようになり、降り積もることが増えました。
雪下ろしの経験が少ないため、そのまま放置し、落雪による被害が増加しています。

「私の家は降雪地帯ではないから大丈夫」、「降ってもあまり積もらないから…」とお考えの方も多いと思います。

しかし、豪雪地帯ではあまり雪止めが設置されていません。

特に1月~3月にかけて積雪、降雪の可能性が高くなる時期です。
今回は、危険な落雪を防止する「雪止め」についてご紹介します。

「落雪」を防ぐ雪止めとは

雪止めとは、屋根に降り積もった雪が地面に落ちないよう、屋根に設置する器具です。
積もった雪はしばらくすると溶け出して屋根から滑り落ちてしまいます。
この雪の落下を防ぐのが雪止めの役割です
「偶にしか起きないから」と放置せず、しっかりと対策を取るようにしてください。

住宅に潜む「雪害」の危険性

屋根を地上から確認するのは困難なため、雪止めの必要性がイメージしにくい方が多いかと思います。

しかし、降雪後は屋根の上にはたくさんの雪が残り、雪止めが設置されていなければいつ落ちてくるかわかりません。
「そもそも雪が落ちたらどうしてダメなの?」という疑問を抱かれるかもしれませんが、雪が建物に与える影響は想像よりも大きく、下記のような危険を伴います。

①人的被害

雪止めを設置していなければ、大きな塊となって滑り落ち、雪がぶつかると危険です。

塊になった雪はかなりの重量があり、死亡事故も報告されています。

②雨樋の歪み、破損

積雪による被害の中で最も多いです。
下に落ちるはずだった大量の雪が引っかかり、雨樋が外側に傾き、歪んでしまうことがあります。

最近では、雨樋の破損防止のために、雪止めを付ける方が増えています。

③カーポートの倒壊、自動車の損傷

重た雪の塊が落下すると、カーポートが壊れ、その下の自動車にまで被害が及んでしまう可能性があります。

大雪を想定して作られていないカーポートの場合、被害が大きくなってしまうので注意が必要です

④アンテナの破損、故障

屋根に剥き出しになっている場合が多く、落雪による被害が受けやすいです。

雪が降り積もることで、重さに耐えきれずに歪みや破損、故障が起こります。

⑤雨漏りの発生

屋根の種類、勾配によって異なりますが、著しく低くなっている箇所がある場合、そこに雪が滞留しやすく、雪解け水が原因で雨漏りに繋がることがあります。

⑥隣家への被害

隣家の敷地に落雪し、建物や車、植木などに被害を及ぼしてしまうとトラブルに繋がります。万が一、隣の敷地に落雪する可能性があれば、被害を少しでも小さくするよう対策を取った方が良いかもしれません。

雪止めの設置が必要な状況

雪止めが必要な状況を状況に分けてご紹介します。
該当する状況が1つでもあれば、早期に雪止めを付けた方が良いかもしれません。

■中途半端な積雪がある


過去に一度でも屋根に積雪があった方は、雪止めの設置をお勧めします。
数年間、大雪被害がない地域でも注意が必要です。

例を挙げると2014年2月の関東地方で観測された記録的な大雪です。このとき、多くの住宅で雪止めの設置が無かったため、雪の重みによる屋根や周囲の部品の破損、落雪によるケガ・物損などが相次いで発生しました

「中途半端」というのが一番危険です。

■軒先に植木やカーポート、通路がある

雪の重さ、落雪の被害は想像以上に危険です。カーポート、駐車している自動車の破損、植木が倒され、人に落ちれば命を落とすこともあります。

■隣地との境界線が近くにある


落雪による隣家とのトラブルは敷地に落ちただけで、被害がなくても起こってしまいます。何もなくても

落雪が隣家まで届く場合、雪止めの設置をお勧めします。


豪雪地帯では雪止めを設置しない

実は、豪雪地帯では雪止めをあえて取り付けないということがあります。
意外と思われるかもしれませんが、理由は2つあります。

理由①雪下ろしの邪魔になる
雪止めを設置することで屋根に大量の雪が溜まり、住宅への荷重が増えてしまうため、雪下ろし際に邪魔になるからです。

雪下ろしの作業時に、スコップが雪止めに引っ掛かかり、雪かきの際に雪止めが邪魔になってしまうという声もあります。

 

理由②雪の量が多すぎる

大雪の重さで、雪止め金具が曲がりやすくなります。
豪雪地方では、屋根の上に何メートルもの雪が積もり、

重さは数十トン以上です。
雪止めをつけても金具がすぐに曲がってしまい効果を発揮できないこともあります。


雪止めは後付けも可能


雪止めは後からでも取り付けることが出来ますが、屋根の形状などによって足場を組む必要がある場合もありますので、できるだけ

新築時に雪止めを取り付けておくのが理想です。

しかし、自分で取り付けることは避けてください。
現在自身で取り付け可能な雪止めの金具が販売されていますが、屋根に上ることは危険が伴います。事故の防止のため、自身で取り付けることは避けてください。

また、雪止めの後付工事は、新築時に設置するよりも費用が割高になってしまう場合もあります。

 

「塗装や屋根のリフォームと一緒に行うのがベスト!」

雪止めの設置のみで足場を組んだりするとは割高なので、屋根の補修やリフォームの際に行うのがお勧めです。
屋根の形や勾配、雪止めの種類等によりますが、価格相場として1か所辺り800円から1,500円程度となります。

単位をメートルで算出するケース、本体工事に含まれている場合もあります。
一般的な住宅での工事の場合、工事費を入れて6万円~50万円程度が多いです。
※価格は参考程度にお考えください。

「雪害」は火災保険が適用される場合も


火災保険は火災だけでなく、風災や雪災などがセットになっている場合が多いです。

加入している保険会社に聞いてみたら保険適用されたというケースもあります。
しかし、経年劣化の場合は適用されません。

しっかりと補修補強をしてないことで下地が腐ったり弱ったりするところに被害があった場合、適用されないことが多いので注意してください。
もし積雪で住宅が被害にでたら自身で判断される前に、専門の業者の方に見ていただいてもらうことをお勧めします。

日本住宅工事管理協会は、皆様のお悩みを伺い、希望される場合のみ当協会の会員業者様をご紹介しております。

屋根の工事で疑問や不安をお持ちの方は、お気軽に日本住宅工事管理協会へお問合せください。

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