屋根工事コラム

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屋根工事の「怪しい見積もり」の見極め方!塗装(塗り替え)編

屋根工事の見積もりを取ったけど……見方が分からない!という方へ

屋根工事に関する見積もりの見方や抑えるべきポイントについて
シリーズでお伝えしています。

今回は塗装(塗り替え)編です。

塗装(塗り替え)工事とは? 工程をおさらい

塗装工事とは、既存の屋根材の上に塗装を行う工事です。

葺き替えやカバー工法に比べ、施工費は多くの場合抑えることが出来ますが、
スレート屋根等の場合、定期的に塗装を行わないと
「耐熱性」「防水性」等の性能を維持することができません。

つまり塗装工事は根本的な工事というより、メンテナンス工事の側面の方が強いとされています。

塗装工事の工程を簡単にみていきましょう。

足場・養生の設置

工事をする人、下を歩く人の安全のため、屋根の傾斜などにも考慮して足場を設置します。
また、塗料が周囲に飛散するのを防ぐため、『養生』と呼ばれる覆いも設置します。

屋根を洗浄する

高圧洗浄機で、屋根の表面の汚れなどを落とします。
苔や埃、古い塗料などがそのまま残っていると、新しい塗料を付着させられないためです。

●豆知識
このとき、アスベストを含んでいるスレート屋根の場合はアスベストが飛散する恐れがあります。
配慮しながら洗浄をしてくれる業者を選びましょう。
場合によっては塗装よりも葺き替えやカバー工法の方が良いケースもありますので、
しっかりと相談し、見積もりを出してもらい、納得した上で判断しましょう。

下地処理・ケレン

下地となる屋根にサビやヒビ、塗料の剥がれなどがないか確認し、
必要な場合は適切な補修を行って、ケレンと呼ばれる作業を行います。

ケレンとは、やすりなどの工具で汚れやサビなどを落とす作業です。
塗料がしっかり密着するよう、下地の表面に傷をつける作業もケレンの一環として扱うケースもあります。

ケレンは新しい塗料を長持ちさせるためにとても重要な工程です。

養生

下地ができても、すぐに塗装作業に入るわけではありません。

塗料が屋根以外のところについてしまっては大変ですので、
シートやビニールなどで塗料がついてはいけない場所を覆います。

塗装

いよいよ塗装を行います。
塗装は、「下塗り」「中塗り」「上塗り」 の3段階行うのが一般的です。

●下塗り
塗料を定着させるために、下地として始めに行う作業です。

●中塗り・上塗り
中塗りと上塗りは、共に同じ塗料を使います。
下塗りが乾いたら→中塗り→中塗りが乾いたら→上塗り
と重ね塗りをするように作業を進めます。

重要なのは、乾いてから次の塗料を塗ることです。
完工を急ぐあまり、乾く前に全てを塗り終えてしまうような業者には注意しましょう。

縁切り

屋根工事の用語としては、聞きなれない言葉だと思います。
ですが縁切りは、非常に大切な工程です。

屋根の表面をズームアップしてみましょう。
遠くから見たら1枚の大きな屋根に見えますが、
実は屋根は何枚もの小さな屋根材が重なり合って構成されています。

スレート屋根
(参照:丸鹿セラミックス株式会社)

ここに上記のように塗装をすると、屋根材と屋根材の間に塗料が入り込んで、
屋根材同士が接着されてしまいます。

接着されているといっても、ごくわずかな隙間が生じています。
この「わずか」がネックとなり、雨水が毛細管現象によって侵入しやすくなってしまうほか、
隙間が無くなり湿気がこもって溜まってしまった水分の逃げ道もなくなってしまうのです。

そこで、職人によって一つひとつの隙間を除去する作業を行います。
これが、『縁切り』と呼ばれる工程です。
時間と手間、なによりも熟練の技を要する作業です。

最近では、塗装の前に『タスペーサー』と呼ばれる部材を予め設置することも増えました。
タスペーサーは屋根材と屋根材の間に差し込んで使います。
比較的安価な部材でありながら、通気性と水はけの両方を確保できるため人気が高まっています。

足場・養生の解体

仕上がりを確認し、問題がなければ足場と養生を解体・撤去します。

ではいよいよ実際の『見積もり』の項目をチェック!

屋根の塗装工事には以上のような工程があるため、
見積もりには主に次のような項目が記されています。

□足場…足場を設置する場合の足場代。単価や面積などが分かるかどうかチェックしましょう

□養生…塗料飛散防止のネットや、塗装時にカバーする部分に使用する養生など。単価や面積などを確認しましょう

□高圧洗浄…1平米あたりの単価や、必要面積などが分かるかチェックしましょう

□ケレン…1平米あたりの単価や、必要面積などが分かるかチェックしましょう

□縁切り…近年はタスペーサーの利用が一般化しつつあります。職人の手作業の場合は作業台、タスペーサーを使用する場合は単価と使用個数が明記されているか確認しましょう。


□下塗り…単価や量はもちろん、塗料の名称が明記されているか確認しましょう

□中塗り…単価や量はもちろん、塗料の名称が明記されているか確認しましょう

□上塗り…単価や量はもちろん、塗料の名称が明記されているか確認しましょう。通常は上塗りと中塗りは同じ塗料です。

□諸経費…交通費や駐車場代など工事以外にかかる経費。何にいくら必要なのか算出基準が明確かどうか確認しましょう。

「怪しい見積もり」って見極められる?

前回『葺き替え編』でもお伝えしたように、
まずは上記の点に注意しながら見積もりを確認し、不審な点についてはクリアになるまで確認することが重要です。

とくに「工事費一式」など、あいまいな表現で記載してある場合は要注意です。

屋根工事には基本的に定価というものがありません。
具体的な表現を避けることで費用を水増ししている業者もありますので
しっかりと確認するようにしましょう。

見積依頼の鉄則は、2社以上に依頼すること

こちらも前回お伝えした通り。

屋根工事には決まった金額はありませんが「その家の、その屋根の、相場」は存在します。

だからこそ、多くの屋根に関する情報サイトでは
「見積もりは2社以上からとりましょう」
と伝えているのです。

複数の見積をとることで比較ができ、ご自宅の屋根の”相場観”が分かるようになっていきます。

実際問題。やはり複数の業者に依頼するのは大変

しかし実際は、1社にすべて任せている人が多いのが現実です。

これは
「信頼できる業者を複数選ぶのは難しい」
「忙しく、何社も業者を呼んでる時間がない」
「業者同士をバッティングさせるのは気が引ける」
という方がほとんどだからだと推測されます。

当協会では、厳しい認定基準をクリアした施工会社を
認定優良業者として登録しております。

日本住宅工事管理協会へ屋根工事に関するご相談をいただいた場合、
この「認定優良業者」のご紹介をこなっていますので、
1社の現場調査、見積もり作成でも安心です。

工事をお考えの方は、ぜひ当協会までお気軽にご相談下さい。

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利用規約
この利用規約(以下,「本規約」といいます。)は,一般社団法人 日本住宅工事管理協会 (以下,「当協会」といいます。)がこのウェブサイト上で提供するサービス(以下,「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。登録ユーザーの皆さま(以下,「ユーザー」といいます。)には,本規約に従って,本サービスをご利用いただきます。

第1条(適用)
本規約は,ユーザーと当協会との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されるものとします。
第2条(利用登録)
登録希望者が当協会の定める方法によって利用登録を申請し,当協会がこれを承認することによって,利用登録が完了するものとします。
当協会は,利用登録の申請者に以下の事由があると判断した場合,利用登録の申請を承認しないことがあり,その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
(1)利用登録の申請に際して虚偽の事項を届け出た場合
(2)本規約に違反したことがある者からの申請である場合
(3)その他,当協会が利用登録を相当でないと判断した場合
第3条(ユーザーIDおよびパスワードの管理)
ユーザーは,自己の責任において,本サービスのユーザーIDおよびパスワードを管理するものとします。
ユーザーは,いかなる場合にも,ユーザーIDおよびパスワードを第三者に譲渡または貸与することはできません。当協会は,ユーザーIDとパスワードの組み合わせが登録情報と一致してログインされた場合には,そのユーザーIDを登録しているユーザー自身による利用とみなします。
第4条(利用料金および支払方法)
ユーザーは,本サービス利用の対価として,当協会が別途定め,本ウェブサイトに表示する利用料金を,当協会が指定する方法により支払うものとします。
ユーザーが利用料金の支払を遅滞した場合には,ユーザーは年14.6%の割合による遅延損害金を支払うものとします。
第5条(禁止事項)
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(1)法令または公序良俗に違反する行為
(2)犯罪行為に関連する行為
(3)当協会のサーバーまたはネットワークの機能を破壊したり,妨害したりする行為
(4)当協会のサービスの運営を妨害するおそれのある行為
(5)他のユーザーに関する個人情報等を収集または蓄積する行為
(6)他のユーザーに成りすます行為
(7)当協会のサービスに関連して,反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為
(8)その他,当協会が不適切と判断する行為
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当協会は,以下のいずれかの事由があると判断した場合,ユーザーに事前に通知することなく本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。
(1)本サービスにかかるコンピュータシステムの保守点検または更新を行う場合
(2)地震,落雷,火災,停電または天災などの不可抗力により,本サービスの提供が困難となった場合
(3)コンピュータまたは通信回線等が事故により停止した場合
(4)その他,当協会が本サービスの提供が困難と判断した場合
当協会は,本サービスの提供の停止または中断により,ユーザーまたは第三者が被ったいかなる不利益または損害について,理由を問わず一切の責任を負わないものとします。
第7条(利用制限および登録抹消)
当協会は,以下の場合には,事前の通知なく,ユーザーに対して,本サービスの全部もしくは一部の利用を制限し,またはユーザーとしての登録を抹消することができるものとします。
(1)本規約のいずれかの条項に違反した場合
(2)登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
(3)その他,当協会が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
当協会は,本条に基づき当協会が行った行為によりユーザーに生じた損害について,一切の責任を負いません。
第8条(免責事項)
当協会の債務不履行責任は,当協会の故意または重過失によらない場合には免責されるものとします。
当協会は,何らかの理由によって責任を負う場合にも,通常生じうる損害の範囲内かつ有料サービスにおいては代金額(継続的サービスの場合には1か月分相当額)の範囲内においてのみ賠償の責任を負うものとします。
当協会は,本サービスに関して,ユーザーと他のユーザーまたは第三者との間において生じた取引,連絡または紛争等について一切責任を負いません。
第9条(サービス内容の変更等)
当協会は,ユーザーに通知することなく,本サービスの内容を変更しまたは本サービスの提供を中止することができるものとし,これによってユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
第10条(利用規約の変更)
当協会は,必要と判断した場合には,ユーザーに通知することなくいつでも本規約を変更することができるものとします。
第11条(通知または連絡)
ユーザーと当協会との間の通知または連絡は,当協会の定める方法によって行うものとします。
第12条(権利義務の譲渡の禁止)
ユーザーは,当協会の書面による事前の承諾なく,利用契約上の地位または本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し,または担保に供することはできません。
第13条(準拠法・裁判管轄)
本規約の解釈にあたっては,日本法を準拠法とします。
本サービスに関して紛争が生じた場合には,当協会の本店所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。
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