屋根工事コラム

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知らないと屋根工事で損をする? 屋根修理の基礎知識!

屋根修理にはいくつかの基礎知識が必要です。
この基礎を踏まえて屋根修理を行うことで、成功するか失敗するかが変わってしまいます。

大袈裟かもしれませんが屋根修理で必要な知識を身につけていることで、施工不備などが防げるかもしれません。
それだけ「屋根の基礎知識」は大切なので、本コラムで解説していきます。

屋根のメンテナンスが必要な理由

日々の生活で、屋根に大きな負担がかかっていることはご存知でしょうか?
何かしらの不具合が確認できないうちは、メンテナンスをする必要性が無いと考えている方が多いと思いますが、屋根は劣化するものです。

どの家の屋根もメンテナンスを必要とする時期が必ずきます。
太陽からの紫外線、雨風に晒されるなど、過酷な条件下で屋根には負担が掛かっているのです。

日本で起こりやすい地震も、屋根にとっては大きな負担となります。

また海の近くでは塩害の可能性もあり、積雪地域では融雪剤に含まれる塩分で更に屋根への負担が掛かってしまいます。

屋根の塗装・修理は屋根を美しく、そしてより強い機能を保ち続けるための重要なメンテナンスです。
屋根の機能を保つことは、住まいの安全にも繋がると思っても過言ではありません。

何か不具合が生じてからでは、工事費用も工事期間も増えてしまいます。
そうなる前に、メンテナンスをすることが重要と考えてください。

屋根修理が必要な理由

なぜ屋根修理を行わなければいけないのか?

屋根の不具合をそのままにしておくと、そこから雨水の侵入口となり、雨水が建物内部へと浸入してしまいます。
そうなれば、雨漏り(一次災害)が発生してしまい、建物内部にカビが生えたりシロアリ(二次災害)を呼び寄せる原因となります。

また建物の寿命だけでなく、住んでいる方の健康被害にも繋がります。

屋根修理を行わなければ、それだけ様々な被害が起こる原因になるため、必要な工事となっています。

屋根修理の基礎 屋根の形状と構造

屋根修理の基礎として、まず屋根の形状・素材と構造を覚えておきましょう。
屋根材は屋根修理に欠かせない情報の一つです。
そして屋根とはいくつかの素材で構成されています。

それぞれの素材がどんな特徴・機能があって構成されているのかを知る事で、屋根修理を依頼する業者も対応がしやすくなり、業者選定も行いやすくなります。

また、屋根には様々なものが存在しているので、ご自宅の屋根がどんな構造になっているか確認しましょう。

 

一般的に屋根の構造は外側から
①屋根材(スレート瓦、金属屋根、瓦、アスファルトシングルなど)
②防水シート
③野地板

上記3つの素材が重なってできています。

①屋根材について

屋根材
スレート・瓦(コロニアル)
耐用年数
15~20年
詳細・特徴
薄い板状の屋根材。現在新築で最も使用されており、価格が比較的安く、施工しやすい。塗装が剥がれると効果が落ち、劣化スピードが著しく早くなるため、定期的なメンテナンスが必要な屋根材。


屋根材
金属屋根(ガルバリウム鋼板など)
耐用年数
20~25年
詳細・特徴
既存のコロニアルに重ね葺き(カバー工法)が認知され爆発的に普及。金属製で、耐久度も高く比較的施工もしやすいため、人気の屋根材。


屋根材
瓦屋根(日本瓦、陶器瓦)
耐用年数
50年以上
詳細・特徴
日本古来から伝わる屋根材。耐久性に優れているが、耐震性は劣る。扱いが難しく、技術を要するため、専門の職人さんに施工してもらわなければいけない。漆喰部分のメンテナンスが必要。


屋根材
アスファルトシングル
耐用年数
25~30年
詳細・特徴
防水シートが仕上げ材になった屋根材。軽量で耐久性に優れているが、施工した事がない業者も多く、業者は限られる。アメリカでは80%以上の住宅で使用されているが日本では全体の2%程しか普及していない。


②防水シート

屋根材
防水シート
耐用年数
15〜20年
詳細・特徴
屋根材の下に敷かれている防水シート。一次防水を担っているのが屋根材で、最終的にルーフィングシートが屋根の雨漏りを防ぐ。(二次防水)雨漏りは、ルーフィングシートの劣化等による破れが原因。


③野地板

屋根材
野地板(のじいた)
耐用年数
15~20年
詳細・特徴
屋根の木下地のこと。垂木の上に張り、その上に防水シートなどを敷き、瓦・ストレートなどを葺く。雨水で野地板が腐食すると、雨漏りの原因になり、定期的なメンテナンスで状態を確認。

上記の他にも屋根に付属する素材で棟板金(むねばんきん)、雨樋(あまどい)、庇(ひさし)などがあります。

屋根材別で雨漏りの原因は
屋根材種類別 雨漏りの原因

屋根材の耐用年数とメンテナンス時期は
屋根材別 耐用年数とメンテナンス時期について」にて詳しく記載させて頂いております。

代表的な屋根の形状

ここでは代表的な屋根の形状と特徴を解説します。
ご自宅の屋根がどの形状か分からない場合は参考にしてください。

①切妻屋根(きりづまやね)

・単純な屋根の形で雨が流れやすい

・導入コストが比較的低い

・メンテナンスの際のコストも抑えられる

・和、洋どちらの家にも合う万能屋根

 

②寄棟屋根(よせむねやね)

・和、洋どちらの家にも合う
・構造上とても頑丈
・四方に雨が流れて分散していくため、豪雨でも雨樋が溢れにくい
・耐久性が高く、台風時に一番強い

 

③方形屋根(ほうぎょうやね)

・屋根の頂上に当たる棟が建物の中心に来ており、建物のバランスがとれた美しい外観や間取りをつくることが出来る
・形状が寄棟屋根と似ているため寄棟屋根と同じメリットがある
・敷地が狭い場合、隣地射線制限や北側斜線制限などの建築基準法に対応しやすい
・和、洋どちらの家にも合う

 

④片流れ屋根(かたながれやね)

・一方向だけに勾配を付けたシンプルな屋根
・密集住宅地で使われやすい
・オシャレな家になる
・採光性に優れている

 

⑤入母屋屋根(いりおもややね)

・和の家でよく選ばれる
・屋根裏の通気性や断熱性が高く耐風性にも優れている
・瓦屋根に使用すると重厚感のある外観になる

⑥陸屋根(りくやね・ろくやね)

・工場や作業場でよく選ばれる
・外からの光が入ってきやすい
・屋上スペースを有効活用できる
・風による影響が比較的少ない

大切な家を守るために日々の確認を屋根は決して目立つ存在ではありませんが、雨・風・日光から家を守る大切な役割を担っています。

まずはご自宅の屋根の形状や種類を把握し、定期的に屋根を見る習慣をつけてください。

劣化状態、雨漏りの原因は屋根材によって異なります。

少しでも異変を感じたらすぐに屋根業者へ相談するようにしましょう。

 

ただし、ご注意いただきたいのが「屋根業者」といっても、実際は業者ごとに専門が異なっているという点です。

瓦屋、板金屋、工務店、リフォーム店など様々な業者がいますので、適切な業者に依頼することが大切です。

ハウスメーカーや知り合いの方などの紹介であっても、必ずご自宅の屋根が専門的な職人さんに施工していただけるか確認した方が良いと思います。

 

また、中には良心的とはいえない業者もいます。
その多くが訪問販売の業者で、「近所で工事をしていて、お宅の屋根が見えたので」などと営業を掛けてきます。

もちろん、全ての訪問業者が悪いという事ではありませんが、当協会へお問い合わせいただく件数が特に多いのがこのケースです。

内容が分からないまま焦って契約に応じたりせず、しっかりと考えてからの対応を心掛けてください。

 

日本住宅工事管理協会は、皆様のお悩みを伺い、希望される場合のみ当協会の会員業者様をご紹介しております。

屋根の工事で疑問や不安をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

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