瓦屋根工事を考えている方必見、費用を見極める4つのポイント

2014.04.12

瓦屋根の工事をご検討されている皆様、ご自宅の工事にいくらぐらいの費用がかかるのかをご心配されていることだと思います。

屋根工事は外壁塗装などの工事に比べて、概算の費用がわかりにくいと、当協会でもよくお問い合わせをいただきます。
実際、インターネットで広く情報の収集を行っても、なかなか明確に費用の打ち出しを行っているサイトがありません。

ここで、当協会がズバッと費用を明確にできれば一番いいのですが、どこもやっていないのにはそれなりの理由があるようです。

とはいえ、見極めるポイントはありますのでこのコラムでは見極め方のポイントをご紹介いたします。

概算費用

見極め方法をご紹介する前に協賛会員が工事を行った瓦屋根工事の平均金額をご紹介します。
修繕工事:5万~40万程度
葺き替え工事:150万~400万程度
(あくまで参考のみにしてください、屋根の状況などによって大きく変わります)

こうやって見ていただくと本当にピンきりになっています。
外壁塗装などの金額表示を見たことがある方はとにかくわかりにくい、とおっしゃられます。
金額がわかりにくいため、実際いくらくらいするのか?と検討されている方は不安になってしまうと思います。

今回のコラムは概算費用を見極める方法なので概算費用を出すのが難しい理由は、別の機会に取り上げれればと思います。

概算費用を見極める4つのポイント

ポイント1 屋根工事の原因を明確にする

屋根の工事を行う理由は何ですか?
雨漏りが起きたからですか?
瓦がずれたからですか?落ちてきたからですか?

相談の連絡をいただくほとんどの場合、何かしらの異常が確認できたからです。
ここで大切なのは症状から考えられる原因を明確にすることです。

雨漏りが起こりやすい箇所

1 屋根からの雨漏り
2 外壁からの雨漏り
3 窓や換気口からの雨漏り

雨漏りといっても原因は屋根だけではありません。

どこから雨漏りしているかによって、工事方法が大きく変わってしまいます。
工事方法が変われば費用が大きく変わってしまうので、まずは原因を明確にすることが必要です。

各箇所ごとの雨漏り理由

1 瓦:瓦の劣化・瓦のずれ・瓦のひび・漆喰(しっくい)の劣化等 2 外壁:亀裂(クラック) 3 窓や換気口:不適切な防水処理・防水処理剤の劣化;

ポイントの1つはどこを工事しないといけないのかを明確にすることです。

勘の良い方ですと気づかれると思いますが、原因を特定するのは難しく、専門の職人でないと明確な原因はわからないものです。

そのため、皆様がご自身で明確な原因を特定するのはほとんどの場合、不可能となっていまいます。

原因の明確な特定ができない以上、この場合だったらどんな原因が考えられるかを念頭に検討することが重要になります。

日本住宅工事管理協会では無料点検をお受けしております、お気軽にお問い合わせいただけましたら知識を持った協賛会員が点検にお伺いさせていただきます。

ポイント2 工事方法を決める

実はポイント1の原因が明確になれば概算費用は半分くらい決まったようなものです。
原因によって工事方法は決まってきます。
(今回はあくまで屋根に絞ってご紹介します)

1 瓦の劣化が原因の場合(築年数20年以上が目安)
葺き替え工事を行う目安です。

2 瓦のずれ、一部ひび割れ、漆喰の劣化などの場合
瓦止め(締め直し)などの修繕工事で大丈夫な場合が多いです。

葺き替え工事の内訳

葺き替え工事は今の瓦を全て撤去して新しい瓦を設置しますので次のような費用がかかります。

1 既存瓦撤去費用
2 既存瓦廃材処理費用
3 下地(コンパネ)の施工費用
4 防水シート(下葺き材)施工費用
5 新設瓦費用
6 新設瓦設置費用
7 諸経費

葺き替え工事は一般的にこのように分類することができます。
既存瓦廃材処理費用以外は平米単価で計算されます。
廃材処理費用のみ重量計算の場合が多いです。

それぞれの金額に関しては明確に決まっているわけではありませんの一概にいくら以上が高い、安いとは言い切ることができませんが業者の間でそこまで大きい差があるようには思えません。

葺き替え工事の場合金額に一番影響を及ぼすのが瓦の金額です。
コラム「瓦屋根の耐久力」でも書きましたが、瓦には様々なものがあり、1枚100円程度から1,000円を超えるものまであります。

葺き替えを行う場合はどのような瓦を使うのか、「価格」「機能性」「デザイン性」を加味して選ぶ必要があります。

瓦止め(締め直し)等の内訳

葺き替えに比べて、費用を抑えることができます。
しかし、実際に屋根に上って劣化具合を見てみないと費用の算出を行うことができません。

参考としては8割ぐらいの工事が5万から40万の間に収まっています。

概算の見積もりに関して具体的な数字を出すことは難しいのですが、工事方法が決まればどれくらいの予算が必要になってくるのかが大体わかります。

とはいえ、やはり屋根に上らないと正確な金額を出すことができません。
参考価格に差がありすぎて参考になっていないいう声をいただきそうで、まことに申し訳ありません。
ポイント3ではより概算に近い数値を知る方法をお伝えします。

ポイント3 平米数を知る

皆様ご自宅の屋根の正確な平米数をご存知ですか?
ポイント2では工事方法でのかなり、ざっくりした費用をお伝えさせていただきました。

ポイント3ではご自宅の屋根の平米数を知ってもらうことでより、具体的な金額の把握ができるようにしていきます。
(平米数がわかり、金額の把握ができるようになるのは葺き替え工事です、修繕に関しては現場を見てみないとわからないのが現状です)

屋根のへ米数を求める計算方法

屋根面積を求める方法には下記計算式を使います

 投影平面席×伸び率=実屋根面積

形によって他にも様々あるのですが複雑な計算式などがでてくるのでここでは触れません。
詳しくは早見表付き!概算費用を出すための面積が簡単にわかる方法をご確認下さい。

今回はあくまで概算の見積もりを知ることが目的ですので一番簡単な2の計算方式を取り上げたいと思います。
(厳密な平米数は専門業者に算出してもらうことをお勧めします)
2の計算方式を見ると、「勾配数値」というおそらく見慣れないキーワードが出てきていると思います。
勾配数値とは簡単にいうと屋根の角度です。
角度が決まってくれば、伸び率という数字が決まってきます。(勾配が2なら1.02など)
ただし、おそらく皆様は屋根勾配数値をご存知ではないと思いますので一番簡単な方法をお伝えします。

①家の平米数×1.1
②家の英米数×1.2
ちなみに①が一般的な屋根です。②が少し急な屋根の場合です。
(家の平米数は坪数×3.3で出せます)

この計算式を使えばざっくりとした、屋根の平米数を出すことができます。
平米数がわかれば平米単価は色々なサイトに記載されていますのでポイント2の工事方法とあわせて概算の費用を知ることができます。

ポイント4 問い合わせするのが早くて正確

ポイント1~3を全てひっくり返すような、ポイント4ですが最終的には専門の業者にするのが一番です。

ご紹介させていただきました方法を使うと、ある程度の見積もり金額を出すことはできます。
しかし、そもそもの原因を見誤ってしまうと、算出した金額が大きく異なることは良くあります。
結局は屋根に上がって専門家のしっかりとした、チェックの元正確な原因を知ることが重要です。

日本住宅工事管理協会にお問い合わせをいただく方の多くは一度業者に話を聞いてしまうことで、営業をかけられるのが怖いというかたが多くおられます。

悪徳といわれる業者が多く、法外な費用の請求をされる等の声が多く、このように心配される方が多いのだと感じております。

そんなときはぜひ日本住宅工事管理協会にお問い合わせください。
現場調査を行う際は日本住宅工事管理協会の厳しい審査を通過した協賛会員がお伺いさせていただきます。
遠慮をしたい場合でも直接業者に伝えるなくても日本住宅工事管理協会にご連絡いただければ、変わって施工業者にお断りのご連絡をさせていただきます。

第三者機関だからできる、客観的な立場からのアドバイスも私たちの得意としているところですのでお気軽にご連絡いただければと思います。

今回のまとめ

1 瓦屋根の工事は工事をする原因を特定しよう
2 原因にあった工事方法を決定しよう
3 屋根の平米数を計算しよう
4 最後は専門業者に相談しよう

瓦屋根にかかわらず屋根の工事費用を算出するは見ていただいたような様々な要因から、非常に難しくなっています。

今回の方法を使うことである程度の費用の把握をすることができると思いますが、やはり最後は信頼できる専門家に任せるが一番です。

日本住宅工事管理協会にごお問い合わせいただければ経験豊かな工事会社をご紹介させていただくだけでなく、フォローをしっかりさせていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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