家がなんとなくカビっぽい?屋根の結露を疑ってみてください

2016.01.14

屋根の結露、放っておくのは危険です

冬になると、「天井が湿っている」「天井の壁紙にカビが生えている」「これは雨漏りでしょうか?」といったお問い合わせが増えます。

また、おそらく当屋根サイトへのお問い合わせにはつながっていない「家の中のカビっぽさ」を感じている方も増えていると思われます。

住宅のカビの原因は様々ですが、その一つとして考えられるのが屋根の結露です。
ですが普通の家であれば、なかなか屋根の裏側を見ることはできません。

しかし、職人が覗いてみると……。

結露が起こっていることがあります。気づかずにそのままにしていれば、カビが発生する原因となります。
ですから、冬になると家の中のカビっぽさが気になるという方は、一度屋根の結露を疑ってみてください。

最悪、このカビは家中を腐食させ、土台すらも駄目にしてしまうことがあります。

屋根の結露は、どのように発生し、またどのようにしてそれを防げばよいのでしょうか。

結露はどのようにして起こるのか

では、どのようにして結露が起こっているのか、みていきましょう。
まずは、下の図をご覧ください。

結露の様子

図からも読み取れるように、結露は冬場に起こることが多いものです。

室内は暖房などで暖められます。
このとき、湿った暖気は上昇し、家の天井を抜けて屋根裏に到達します。

しかし、屋根裏は外気の影響を受けて冷えています。
すると、湿った暖気が一気に冷やされて水蒸気となります。

この水蒸気が、下地材である野地板(コンパネ)の表面で水滴となって留まるのです。
これが、結露のはじまりです。

この結露が、やがては屋根にカビを発生させ、家を腐食させる危険性を秘めているのです。

屋根裏の結露を防ぐ方法

ただし、これは結露に対して何の対策も取られていない家の場合です。
通常の住宅では、結露を予防するために2つの方法をとっています。

それが、換気と断熱です。

換気

屋根裏に到達した湿った暖気は、換気をしなければ屋根裏に留まってしまいます。
ですから、これを外に出すために通常の屋根には排気システムが用いられています。

棟に取り付ける「棟換気」や、けらばの壁に取付ける「換気穴」などが主な換気システムといわれています。

ところが、換気システムだけに頼ることは、エネルギー効率の観点から考えると非常にもったいないと考えられます。
どういうことかというと、換気を行うと湿気だけではなく暖気まで逃げてしまい、せっかくの暖房効果を薄れさせてしまう結果になるのです。
また同時に、暖房コストの増加も引き起こしてしまうでしょう。

断熱

そこで、もう一つの結露対策として有効となるのが断熱です。

断熱には大きく分けて2通りのやり方があります。
ひとつが屋根断熱、もうひとつが天井断熱です。

どちらも夏場の太陽熱に対する断熱効果が期待できるのですが、屋根断熱の場合は、冬場の対策としては得策ではないという見方があります。
なぜかというと、屋根断熱の場合は、暖気が部屋から逃げてしまうため、結露対策としては問題がなくても、エネルギー対策にならないという風に考えられているからです。
その点、天井で断熱をする天井断熱の場合は、エネルギー効率の面でも効果を発揮してくれるのでおすすめの断熱方法です。


結露の様子

家のこと、屋根のことで「おかしいな?」と思った方はご相談を

住宅がカビっぽい、そんな風に感じられている方は、もしかすると屋根に問題があるかもしれません。

一度、しっかりと家のチェックを行い、早めに修繕やメンテナンスを行ってあげることで、家の寿命は長くなりますので、ぜひ何らかの違和感を覚えている方は一度専門家に相談してみてください。

当協会では、住宅の工事に関するあらゆるご相談を受け付けております。
日本住宅工事管理協会は客観的な立場にある第三者機関ですので、安心してご相談ください。
もちろん、相談料は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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