屋根工事のご近所トラブルを回避する方法

2015.11.06

屋根の工事に伴う近隣トラブルがおきています

「そろそろ屋根のメンテナンスも考えないと」「せっかくだから外壁の塗り替えも一緒にやろうかな」
と前向きに始めたはずの工事で、思わぬトラブルが起こってしまうことをご存知でしょうか。

「雨漏りの修理をしたのにまた雨漏りが」「いろいろ追加されて最初の見積もりよりも高くなった」
などほとんどのトラブルは業者選びの段階でおこってしまっているともいるのですが、このほかにも近隣住人とのトラブルも忘れてはいけません。

もちろん、施工を行う業者は数えきれない工事経験があるのですから、想定されるトラブルはある程度現場を見て予想ができるはずです。
手配をきちんと行ってさえいればほとんどのトラブルは未然に防げるといわれていますから、想定に応じた配慮を行ってくれるのが普通ではあります。

ただし、実際その物件を所持しているのは工事の依頼主である施主です。施主自らがしっかりと予備知識を身に着けておくことも大切です。

代表的な近隣トラブル

屋根工事など、住宅の工事ではどんなトラブルがおこるのでしょうか。
代表的な事例をご紹介すると

●近隣の住人が「工事の埃で体調を崩した」と訴えてきた
●近隣の車が汚れてしまった
●お隣の庭で飼っていたペットの体調がおかしくなった
●近隣の住人から「植物が枯れてしまったのは工事のせいでは」と言われた

といったものがあげられます。

工事を先送りにするのだけは避けましょう!

「そこまでトラブルが予想されているのなら、もうちょっと工事は後にしよう」と先延ばしにすることは、家にとって賢明な判断とは言えません。

家は必ず劣化します。雨風によるダメージで思わぬ傷を負うこともあります。
適切な時期に適切なメンテナンスや修繕を行ってあげなければその劣化速度は増す一方ですし、結果的に大規模修繕などで長期工事を迫られることにもなり兼ねません。

これでは、本末転倒です。
住宅にとってメンテナンスや修繕は、不可欠なものなのです。

近隣配慮の重要性

「だけど、トラブルはイヤだ……」と考えるのは普通です。

ですが、何も必ずトラブルになると言っているわけではありませんのでご安心ください。

大切なのは、近隣への配慮なのです。
予めしっかりと対策を取っていれば、ほとんどのクレーム・トラブルは回避できます。

では。実際に事前にどんなことに気を付けて、どんな準備を行っておけばよいのでしょうか。

事前に行うべき配慮

ご近所さんに事前に挨拶とお詫びを行う

遅くとも着工の1週間前までには近所の方に書面などによる挨拶を行いましょう。
その際「施主の名前」「施工会社の情報」「工事内容」「工事期間(着工日~竣工日)」などを明記するようにすると良いでしょう。
良心的な施工会社であれば、挨拶回りや書面準備は行ってくれるのが通常ですので、一度確認してみてください。

業者に廃材を投げないように依頼する

業者によっては、廃材を投げて処理することがあります。
特に屋根の場合だと高い位置から地上のトラックへと廃材が投げ入れられることも珍しくありませんので、相当量の埃が舞うことが想定されます。
もちろん、これでは近隣の住人にしてみれば気分の良いものではありませんから、事前に施工業者に投げないように頼んでおくことをおすすめします。

養生の範囲を確認する

塗装の際には、どうしても塗料が周囲へ飛び散ってしまいます。
これを防ぐためにビニールやテープなどで保護することを「養生」といいます。
近隣への飛散を考慮するのであれば、できるだけ広範囲に養生を行う必要がありますし、必要に応じて、近隣のお庭や車などにも行うことがあります。

お庭でペットなどを飼っていないか確認する

庭や庭の池(室外犬や鯉)で飼育しているペットなどがいる場合には必ず事前に工事について説明するようにしましょう。

避難できる物は避難させる

上記ペットも含め、車や置物などで事前に避難できそうなものは全て避難しておくのが無難です。
場合によっては車はコインパーキングなどに移動してもらうなどしましょう。

その他

もしもまだ施工会社が決まっていない場合であれば上記のような配慮をしっかりと行ってくれる業者かどうかを見極めるようにしてください。
※周囲への配慮に対してしっかりと対策を練ってくれているかどうかは、優良企業かどうかの一つの物差しにもなります。

喜ばれる工事にするために

実は、クレームという形ではっきりと表面化しないこともあります。
やはり、ご近所の方も付き合いがある手間、言いにくいのです。
せっかく「直したい」「もっと良くしたい」と始めた工事をきっかけに近隣関係がなんとなくギクシャクしてしまっては台無しです。

ですが、もしもあなたの家の近所に古くてボロボロの家があったらどうでしょうか。その家が美しく生まれ変わったらどうでしょうか。
地域の景観が良くなることを喜ばない人はほとんどいないと思います。
そうです、挨拶・配慮といった最低限のマナーさえ守っていれば、「近隣からクレームが出る工事」ではなく「近隣から喜ばれる工事」を行うことができるかもしれません。

まとめ

皆様に知っておいていただきたいのが

第一に「住宅のメンテナンスは必要不可欠である」ということと
その反面「工事では近隣住人からクレームなどのトラブルが起こりやすい」といういこと。
ですが「だからといって後回しにすることはできない
だからこそ「クレームが出ないように準備しておく必要がある」「対策を練っておけば多くのトラブルは回避できる
ということもまた、頭に入れておいていただけたらと思います。

特に、雨漏りで早急に修繕したい方にとっては、色々と立て込んでいる中でつい忘れがちになってしまうこともあります。
そんな施主様の心にしっかりと寄り添ってくれる業者を選ぶことは非常に大切なことです。
施主様と近隣にお住まいの方々が、互いに気持ちよく着工~竣工までの期間を過ごせるように最善を尽くしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

近隣の方へ事前にしっかりと工事内容について説明をしておけば、先に紹介したような「工事のせいでは?」といった疑心暗鬼を抱かれることも回避しやすくなります。一般の方が専門的な説明を行うのは難しいですから、やはり業者から説明をしてもらえるというのは施主にとっても近隣住人にとっても大きな安心につながります。

自力で業者を探すのが難しい方はもちろん、既に依頼している業者から何の説明も受けていなくて不安な方も、どうぞお気軽に当協会までご連絡ください。
日本住宅工事管理協会は第三者機関ですので、中立の立場から客観的なアドバイスを行うことができます。もちろん、必要に応じて当協会の会員企業を紹介することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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