台風の後に注意すべきこと

2015.08.28

台風が”過ぎ去ってから”の注意点を取り上げてみます

2015年8月24日~8月25日にかけ、大型の台風15号が日本列島を横断しました。この台風の後には、多くの範囲で様々な被害が報告されました。実際、当協会にも台風の翌日から屋根被害などのお問い合わせが増えている状況です。

そこで、ふと気が付いたのですが「台風に備えて」といった内容のサイトは多く存在しているにも関わらず、「台風の後」についてふれているサイトが極端に少ないように思えるのです。

実際は、被害に遭った人や台風の後に何らかの不安を覚えて調べている人の方が多いはずですよね。そこで、今回はそんな方々のお役に立てる情報をお届けしたいと思い、台風が過ぎ去った後に行うべきことやご注意いただきたいことについてお伝えしたいと思います。

実際に被害が出てしまっている場合は

まずは、専門業者にご相談されることが先決です。ただし、被害の箇所によって板金業者、屋根業者など相談すべき業者は異なります。ご自身ではなかなか判断が難しいと思います。被害の範囲が広く相談先が分からない場合や、被害は1ヶ所であってもどこに頼めばよいか迷われている場合は、当協会へ一度ご相談ください。アドバイスと共に、必要に応じて信頼できる会員業者のご紹介も可能です。

何も被害はなさそう、という場合

目立った被害はないという方も、せっかくこのコラムをお読みになっているのですから、ぜひ行ってほしいことがあります。

まずは雨漏りチェック

台風の後に一番多いお問い合わせが雨漏りに関するものです。ハッキリ雨漏りだと分かるご状況でご相談をされてくるケースがほとんどです。

もちろん、そのようなご状況の場合はすぐに業者や私どものような第三者機関などにご相談された方が良いのですが、今回お伝えしたいのは「潜んでいる雨漏りのチェック」についてです。

当コラムでも何度もかお伝えしているように、雨漏りは目に見えないところに潜んでいることが多いため、小さなシグナルを見落としてしまうと後々大変な事態に陥ってしまうことがあります。

繰り返しにはなりますが、台風の後には以下のような症状が現れてこないか、ご自宅の状況をしっかりと見張っておいてください。

●バルコニーにヒビが入ったり、塗装が剥げたりする
●天井・床・壁紙などが湿っていたり、シミができたり、波打ったりする
●床が膨れ上がる
●障子やふすまが波打つ
●一定の部屋などで結露が増える
●玄関の靴や革製品にカビが生える
●静かになると水滴の音が聞こえる

上記のような症状が起こり始めた場合、雨漏りが起こっている可能性があります。

太陽光パネルを設置している場合

今回の台風では太陽光発電システムのパネルが飛んで行ってしまったというニュースもあり不安な方もいるのではないでしょうか。

ですが、そもそも太陽光パネルは屋外に設置するものですから、自然災害への強度は計算されています。パネルが被害に遭うのは、ほとんどの場合「取付不備」や「取付違反(メーカーが定めた取り付け方を守らないなど)」、「メンテナンス状況」などに左右されたものですので、過剰に不安になることはありません。

もちろん、想定外の猛烈な突風が吹いたなどの場合は別ですが、各メーカー風速60m程度までは想定しているのでほとんどの台風に対応していると言えます。

では、本題である「台風の後に行うべきこと」に話題を戻します。

まずは目視によってパネルに損傷がないか確認をします。次にご確認いただきたいのが、発電状況です。正常に発電できているか確認するためには、晴れた日の発電量をチェックし、いつもと違う点などがないかを見ていただくと分かりやすいと思います。

もしも通常の発電量よりも下がっているようであれば、台風による飛来物などによりパネルや設備の一部が破損している可能性もあります。

悪徳な訪問販売に注意

台風の後は特に訪問販売が増えます。「無料で点検しますよ」「火災保険(通常、風災補償が含まれています)が使えるこの機会に!」とさもお得なように近寄り、最終的には一般的な価格よりも大きな見積金額を提示して、そこから割り引くという巧妙な手口で利益を上げる非常に悪質な業者もいます。

台風の後は、こういった業者が急増しますので、一社の言葉を鵜呑みにするのではなく、必ず複数の業者から見積もりを取って、相場感を持つことが大切です。

絶対にご自分では屋根に上がらないでください

台風が去った後にも事故は起こります。それが、屋根からの落下事故です。台風が過ぎ去ってからといって自ら屋根をチェックしたり、修理をしようとすることは非常に危険です。

特に、大型の台風などの場合は瓦が大きくずれていたり、飛来物で穴が開いていたり、屋根の上には危険がたくさん潜んでいます。どれだけ心配な状況であっても、まずは専門の業者にお願いするようにしましょう。実際に台風の度にニュースなどでは転落者の報告がされています。

まとめ

台風の後にすべきことをまとめると

●明らかに被害が出てしまっている場合は、早急に業者などに相談をする
●被害がなさそうな場合でも、雨漏りが潜んでいないかチェックをする
●太陽光パネルを設置している人は発電量に変化がないか確認する
●悪質な訪問販売に警戒する

といったポイントを押さえていただくと良いと思います。明らかな被害が出ている人はすぐにでもご相談されることをおすすめしますが、そうでない場合でも上記のような点に注意しておくことで後々のトラブルを小さくすることが可能です。

今回の台風は九州エリアを中心に多くの被害をもたらしました。現在何かご不安なことがある方、どこに相談すべきか分からずお困りの方は、一度日本住宅工事管理協会へお問い合わせください。

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