こんな訪問販売に注意!

2015.07.30

いきなりですが、お宅の屋根を見てみてください。……と言われて、実際見えるでしょうか? 屋根は、ご自身では簡単に見ることが出来ません。そこにつけ込んだ悪質な訪問販売が存在しています。このコラムをお読みの方が、そんなトラブルに巻き込まれることがないよう、代表的な悪徳訪問販売について、その手口と見極めのポイントなどをお伝えします。

無料点検商法

「いま、ご近所を無料で点検して回ってるんです」などと言って訪問してくる商法です。
さも親切な印象ですが、実際はその後の契約が目的であることは想像がつくと思います。

点検後に「このままだと雨漏りが起こりますよ」「屋根がずれている。放っておくと腐って潰れてしまいますよ」と不安をあおり、工事を急かし、すぐに契約を結ばせようとします。その後、更に別の箇所にも修繕するべき場所があると言って次々に工事の範囲が広がり、最終的に多額の料金を請求されることもあります。

実際、当協会にも無料点検商法のご相談が寄せられています。以前もご紹介しましたが、信頼させるためにカメラを持ち込んで屋根に上がり「ほら、こんなに酷いんですよ」と言って工事と契約を急がせた業者がいました。証明が出来ないので疑いの域は出ませんが、実際の屋根を見た限りそこまでの状況ではなく、おそらく写真を撮ったふりをして、実際とは別の物件の写真を見せていたのではないかと考えられます。

モデル工事商法

「モデル工事として、通常の半額で屋根工事をしますよ」と投げかけてくるタイプです。
「モデル工事の募集枠は僅かなので、急ぎましょう」などとたたみかけますが、実際はモデル工事の募集枠などはありません。工事費に関しても通常の料金よりも予めかなり割高に設定しておき、そこからの値引きを行うことで、業者は結果的に儲かるという仕組みです。

無料工事商法

火災保険を使って屋根の工事を行うことが出来るということをご存知の方も多いと思います。もしかすると、既に業者からなんらかのきっかけで勧誘を受けている方もいるかもしれません。ですが、すべての屋根工事に適用出来るわけではありませんので、安易に話しを信じて契約を結ぶのは危険です。

業者が訪問してきて「屋根の修理が火災保険を使えば無料でできますよ!」と言われて契約したものの、解約しようとしたら解約金として保険金の50%を請求されたり、実際は火災保険が適用されなかったり、ひどい場合は業者が人為的にこっそり瓦をずらすなどして保険金を請求するなど、知らない間に詐欺の片棒を担がされてしまうというケースもあります。

実際、消費者センターにも火災保険トラブルに関して寄せられる相談が急増していますので、充分に注意する必要があります。

※もちろん、条件がそろえば火災保険は適用されますし、大変頼もしく、頼るべき保険と言えます。問題は悪徳な業者によって結果的に通常の何倍もの料金を請求されたり、保険金のほとんどを手数料として取られてしまったり、知らない間に詐欺行為をさせられているといったところにあります。信頼できる良心的な業者のもと、適切に保険を使って工事を行えば問題はありません。

[無料][割引][サービス]の注意点

このように、悪徳な訪問販売によるトラブルは後を絶ちません。悪徳業者が良く使うキーワードは[無料][割引][サービス]です。「無料で点検します」と言って懐に入り込み、「いま契約したら割り引きますよ! ここは一式サービスしますよ!」とさもおトクなように言っておきながら、実際はそもそもの金額が通常の数倍であることが大半です。ですから結果的に、割引やサービスを行っても充分に業者は儲けが出るようになっているのです。

慌てて契約する前に、見積もりを

ですから、慌ててすぐに契約をするのではなく、複数の業者から見積もりを取るなどして、ご自身でも相場を把握されることをおすすめ致します。中には「一式」と曖昧な見積もりを出して詳細な工事費をうやむやにする業者もありますので、見積もりからも業者の体質をある程度知ることが可能です。

注意すべき点のおさらい

業者が訪問してきた際には、悪徳業者かどうかを見極めるために、まずは身元が明確かどうか確認してください。悪質な訪問販売業者の営業マンの場合、名刺を持っていなかったり、所属会社が明らかでなかったりするケースが多いです。ただし、いかにもありそうな嘘の社名や、偽の名刺などを持っている可能性もありますので、その場ですぐに契約をすることはせず、社名や名刺について信憑性を確認しましょう。

また、1つの訪問業者の説明だけを信じるのではなく、複数の業者から見積もりを取るなどして、金額の正当性をチェックすることも重要です。

最後に、当コラムでも何度かお伝えしてきましたが、大切なポイントをおさらいしておきます。屋根修理に限らず、工事を行う場合は次のことに気をつけましょう。

1、すぐに契約を行わない
2、わからないことがあれば納得できるまで確認を行う
3、委任状は渡さない
4、契約をせかす業者には気をつける
5、契約書類はよく読みおかしな点があればクリアにする
6、保険の適用に関しては保険会社に内容を確認する

日本住宅工事管理協会は、第三者機関です。その特性を活かし、皆様の大切な住宅が、安心して工事に望めるよう、アドバイス・フォローをさせていただきます。不安なことやご不明なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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