スレート屋根の葺き替え工事

2015.07.20

当協会へ多く寄せられるお問い合わせの1つに「スレート屋根の葺き替え工事」がございます。スタイリッシュで、防音性・耐久性・耐熱性・耐火性に優れ、それでいて安価。と、メリットがたくさんのスレート屋根。人気の屋根材だけに、普及速度も速く、日本の多くの家屋で採用されるようになりました。ただし、どんなに優れている面が多いとはいえ、やはりメンテナンスは必要です。スレート屋根のメンテナンス方法には「塗装」「葺き替え」「重ね葺き(カバー工法)」の3つがあります。今回は、その中でも特にご相談が多い葺き替え工事について、ご紹介いたします。

葺き替えは通常、塗装で追いつかない場合に行われます

スレート屋根は定期的に塗装を行わないと「耐熱性」「防水性」等の性能を維持することができません。ですが、屋根の状態を日々確認している方はそういらっしゃらないと思います。「あれ? 雨漏り?」といった突然のシグナルによりその劣化に気が付く方も多いのですが、こういった状態ではすでに塗装だけでは補えず、葺き替えや重ね葺きが必要となります。

葺き替え工事とは

葺き替え工事とは、既にある屋根材(今回のテーマであればスレート材)をはがし、新たに新品の屋根材を取り付ける工事を指します。カバー工法が行えないときや、屋根裏も同時に修繕したい時などに行いますが、他の方法に比べ大規模な工事が必要となります。

葺き替え工事の流れ

葺き替え工事のメリット

□既存の屋根をはがしてから新たに取り付けるため、重量の心配がない
□屋根材の軽量化が進んでいるため、耐震性が向上する可能性もある
□屋根材をはがすため、屋根裏部分等の補修も同時に行うことができる
□下地・屋根材など全てが新しく入れ替わるため、寿命が延びる

葺き替え工事のデメリット
□工事規模が大きいだけに、費用がかさむ(撤去費、人件費、材料費など)
□アスベストが飛散する可能性がある(2004年以前のスレート屋根にはアスベストが使用されている可能性があります。葺き替えのための撤去作業によってこのアスベストが大量に飛散してしまう可能性があります)

重ね葺き(カバー工法)も視野に入れる

このように、葺き替え工事にはメリットもデメリットもあるのですが、デメリットの大半は費用と言えます。それを補う意味で、カバー工法を視野に入れても良いかもしれません。カバー工法は、野路板やルーフィングの劣化状況が良ければ工事が可能です。

カバー工法の場合、既存の屋根の撤去費用を抑えることが出来ます。特に2004年以前のスレート屋根で、アスベストが使用されている場合であれば、撤去の際に高額の処理費が必要となるケースがあります。アスベストの飛散を回避する意味でも、費用を抑える意味でもカバー工法はかなり有効です。また、屋根が二重になるので、断熱効果や防音効果も期待できます。

ただし、もちろんデメリットもあります。先に述べたように既存の屋根の上から新しい屋根材を乗せるものですので屋根裏部分の修繕が行えません。また、既存の屋根と新たな屋根との2重屋根になるため耐震性において不利となります。

まずはご相談を

自分の家の屋根に一番適した工事方法について、ご自身で判断されるのはとても難しいと思います。当協会にご相談くださいましたら、屋根の状態に適したプランや、優良な会員施工会社をご案内させていただきます。もちろん、無料お見積もりについてもお気軽にご相談ください。

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