工場・屋根の太陽光発電設置について

2015.07.11

工場や倉庫の屋根に太陽光発電システムの設置をご検討の方へ

太陽光発電システムを工場や倉庫の屋根に設置を行うことは多くのメリットがあり、多くの企業で検討されています。

しかし、実際に設置を行うためには様々な点を検討しなくてはいけません。

メリットの多い太陽光発電システムを工場や倉庫などの屋根に設置をするために考えないといけないことはいったい何なのでしょうか?

ここではいまさら聞けない太陽光発電システムということで工場や倉庫に太陽光発電システムを設置する際のポイントをご紹介させていただきます。

いまさら聞けない太陽光発電システムのメリットとは?

太陽光発電にあまり詳しくない方と話しをしていると、なんとなくいいみたいといったあいまいなイメージしか持っていないことがよくあります。

工場や倉庫の屋根につける太陽光発電システムにはいったいどのようなメリットがあるのでしょうか?

様々なメリットがありますが当協会が考える太陽光発電システム設置のメリットは次の3つであると考えます。

① 売電収入を得ることが出来る
② 断熱、防音などの効果が高くなる
③ 節税効果が非常に高い

① 売電収入を得ることが出来る

太陽光発電の一番のメリットは通常購入するよりも高い金額で売電することが出来る点にあります。
これは2013年7月に始まった固定価格買取制度という法令が関係しており、設置を行った年度によって売電価格が決まります。

このコラムを記載している2015年に設置を検討した場合、1kWあたり27円(外税)の価格で電力会社が購入を行ってくれます。
※実際は設備認定を取得し、電力会社への申請が受理されたタイミング

一般家庭の電力であれば20円前後で電力会社から購入して使用するので、この固定価格買取制度というのは購入する電気より売る電気のほうが高いことになります。

また、太陽光発電のすごいところはこの高い売電価格が20年間継続することにあります。
そのため、太陽が出ている限り安定した収入を得ることが可能で、事業収入としての計算も比較的簡単に行うことができます。

② 断熱、防音などの効果が高くなる

屋根に太陽光発電システムを設置すると太陽光は屋根に直接当たらなくなります、そのため断熱塗料などとは比較にならないほどの断熱効果を生みます。
※ただし、屋根向きによっては一面に設置が出来ない可能性があります

断熱効果が高くなると、光熱費が下がりますので売電収入を得ることが出来るだけでなく、節約や職場環境の改善にもつながります。

断熱効果だけでなく防音効果も高くなる点にも注目です。
折半屋根の場合、雨音が気になるという話しも良く聞きますので太陽光システムを設置することでこれらの問題も解決につながりやすくなります。

③ 節税効果が非常に高い

太陽光発電システムを設置する企業にとって魅力的なメリットがこの節税効果です。
グリーン投資減税、生産性設備投資促進税制といわれるものが節税対策に役に立ちます。

グリーン投資減税は昨年度末にもっとも大きな節税効果を生み出す初年度一括償却が終わってしまったため、今年度に入ってからはあまり使われることが少なくなりましたが、グリーン投資減税の変わりに使われる機会が増えてきたのが生産性設備投資促進税制です。

詳しい内容は割愛しますが、グリーン投資減税と同じく設備費用の初年度一括償却を行うことができる可能性のある税制となります。

節税効果として非常に高い効果をもたらすことが出来る税制ですので積極的にご活用することをオススメいたします。

これら3つのメリットは実際の収入や節約につながるメリットです。

太陽光発電システムは上記メリット以外にもCSRや組織としてエコ活動に取り組んでいるなどの地域社会へのあり方としてのメリットもありますがここでは深くは触れないようにします。

屋根から考える太陽光発電システム

メリットで見ていただいたように太陽光発電システムは企業に対して収益だけでなく、節約、節税の面で大きなメリットがあります、しかしどこにでも設置が出来るかというとそういうわけではありません。

工場や倉庫の屋根に太陽光発電システムを設置する場合、下記の点に気をつける必要があります。

① 屋根材の耐用年数
② 建物の構造
③ 設置方位

上記3点の中で特に気にしないといけないのは①の屋根材の耐用年数です。

太陽光発電システムは前述したように20年の長期間にわたり発電を行うものなので非常に丈夫に出来ており短い期間で壊れる可能性は低いと考えられています。
しかし、屋根の寿命はどうかといわれると太陽光発電システムとはまったく関係のない話になってしまいます。

特に小波・大波スレートの場合、注意をする必要があると思われます。
築年数が余りに古い場合、太陽光発電システムを設置することが出来るのかどうかをきちんとした業者に確認してもらう必要があると思います。

本来であればカバー工法などで修繕したあとでないと設置が難しい屋根に太陽光発電システムを設置してしまい、その結果雨漏りしてしまったといった話しは枚挙に暇がありません。

設置をする前は必ず太陽光発電システムの設置を得意としている業者に確認するようにしましょう。

設置費用について

太陽光発電システムと聞くと価格が高すぎるイメージを持っている方も少なくありません。
事実、2~3年ほど前に設置をしようと思ったら1kWあたり40万とか50万ほどしていました。

確かにこのような高額な価格で太陽光発電システムの設置を行うとどれだけ売電価格が高かったとしても、それにもまして設置費用が高くなってしまい大きなメリットとは言いにくいです。
ましてや現在は売電価格が下がっているので上記の費用で設置を行うと思った以上の利益を得ることが出来ません。

実は太陽光発電システムの価格上下は非常に激しく2014年から大きく価格が下がってきています。
使用するメーカーや屋根の状況に応じて価格は変わりますので一概には言えませんが1kWあたりの価格は20~30万程度の価格になっており、投資指標である利回りは27円でも10%以上で回ることが多いです。

売電価格が下がっていても設備費用も大きく下がっているので太陽光発電はまだまだ大きな魅力といえそうです。

太陽光発電システムにご興味を持っていただければ幸いです。
日本住宅工事管理協会では産業用太陽光発電の専門サイトも運用しておりますのでご興味いただければ下記サイトを参考にしていただければ幸いです。

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