おさらい!雨漏りの原因、修理方法について(スレート・瓦編)

2015.06.11

入梅前に確認!雨漏りについて

6月に入り雨が増えてきてもう梅雨に入ったのかな?と感じる日が増えてきました。
※だいたい6月の中旬が入梅といわれています
このコラムをアップするころにはもしかしたら入梅をしているかも知れません。

梅雨に入ると当協会には雨漏りのご連絡がとにかく増えます。
でも少しおかしいと思いませんか?

梅雨の期間は特に多いだけで雨は年中降っています、ですが相談の数は明らかに梅雨に入ってから増えます。

話しを聞いている雨漏りしてきたので見て欲しいというようなお問い合わせがほとんどです。
梅雨には普段雨漏りしない屋根を雨漏りさせる何かがあるのでしょうか?

今回のコラムでは雨漏りについて知っておいて欲しいことをご紹介します。

雨漏りは急に来るものではない

雨が降っているときに天井を見ると普段見慣れない模様のようなものが出来ている、よく見ているとぬれている!あっ雨漏りだ・・・

雨漏りを見つけるのは突然ですが、雨漏りになる原因が急に起こるわけではありません。
雨漏りの原因は雨漏りを見つけるよりも前からあることがほとんどで屋根裏などを伝い雨漏りの量が屋根裏だけでは隠しきれなくなり天井に現れます。

そのため雨漏りのほとんどの場合、見つけたときには既に雨漏りし始めてから時間が経っていることが多いです。

雨漏りは屋根裏の湿度を高め柱などの住宅の要部分を腐らせたり、白蟻を呼んでしまったり、カビなどが発せしてハウス出すとの原因にもなります。
このように住宅に大きなダメージを残す雨漏りが目に見えるようになるのは信号機でいうと黄色信号ではなく、完全に赤信号といえます。

入梅すると相談のお問い合わせが増えるのは雨の量が増え目に見えるようになり、あせった方がご相談されるわけですね。
何度も記載しますが雨漏りは急には起こらないということを再度ご認識していただければともいます。

雨漏りはどこから?

雨漏りは屋根からのみ起こるものではありません、屋根以外からも雨漏りは起こります。
代表的な雨漏りの原因は下記の通りです。

① 屋根材、ルーフィングの劣化による雨漏り
② 壁の亀裂からの雨漏り

屋根材、ルーフィングの劣化による雨漏り

よくスレートや瓦が割れているから雨漏りすると考えられる方が多いのですが、実際には表面に見える屋根材は住宅へ雨が侵入するのを防ぐ効果はありません。
屋根材は滑り台のように雨が出来るだけ表面材の下に入らないようにしているだけです。

実際に住宅の中に雨が入らないようにしているのは表面材の下にあるルーフィングです。
そのため、スレートや瓦などの表面材が割れても直接的に雨漏りの原因にはなりませんがルーフィングが破れたりすると雨漏りが起こってしまいます。
※表面材が割れたりすると雨が直接ルーフィングに入ってしまい劣化の原因になってしまいます

ルーフィングは通常20年以上もつといわれていますが状況によりもっと早い段階で劣化することもあります。
天井からの雨漏りの場合、ルーフィングの劣化を疑いましょう。

ルーフィング修繕方法に関して

ルーフィングは通常、直接外環境にさらされないのでスレートなどの屋根材よりも耐久年数は高いといわれています、そのためルーフィングが劣化しているということは表面の屋根材が傷んでいることが多いため修繕方法はカバー工法や葺き替えになることが多いです。

築年数や前回修繕をしてからの期間が短い状態でルーフィングの劣化による雨漏りが考えられる場合、部分的に負荷がかかりルーフィングの一部だけが劣化することもあります。
原因場所を特定できればその部分のみ表面材を取り外しルーフィングの交換・修繕をすることは出来ますが、雨漏り箇所の上のルーフィングが必ず痛んでいるわけではありませんので原因を特定することは難しいといわれています。
腕の良い経験豊富な職人さんであればある程度特定することは出来ますが必ず直るという保証は出来ないので多くの方がやりたがらない仕事でもあります。

完璧に直そうとするとベストな方法はカバー工法や葺き替えを行うことです。

壁の亀裂からの雨漏り

雨漏りは天井からのみ起こるものではありません、意外と多いのが壁の亀裂からの雨漏りです。
大雨というよりも横殴りの雨が降ったときに雨漏りし始めた場合、天井ではなく壁からの雨漏りであることが多いです。

壁からの雨漏りの場合、毎回雨漏りするわけではないので放置されていることが多く、気が付いたら内装部分にダメージが残っていることもあります。

外壁亀裂の修繕方法に関して

外壁の亀裂はコーキングなどで修繕することが出来ます。
コーキング処理を行うとその部分だけどうしても色が変わってしまうので、色の変化が気になる方は塗装も検討してください。

ただし、塗装を行う場合はコーキング処理をしたところだけ行うとかえって色が目立ってしまいますのでオススメはしません。

外壁塗装は通常10年前後で検討されるものですのでタイミングが近ければあわせて塗装を行ってもいいかも知れませんが、タイミングがずれているのであればあせって工事を行う必要はないと思います。

雨漏りの発見方法

冒頭で雨漏りは急に起こるものではないことをご紹介しました。
でも雨漏りしているかどうかは目に見える形でないとわからない、じゃあ結局は目に見える形に表れるまで放置しておくしか仕方がないのでしょうか?

専門家に雨漏りしているかどうかを確認してもらうのは費用がかかります、簡単にわかるのであれば費用をかけずに雨漏りのチェックがしたいと考える方がほとんどだと思います。

どこから雨漏りしているかなどは経験の多い職人でないと判断は出来ませんが雨漏りしたことがあるかどうかは意外と皆さんでもわかります。

確認場所は屋根裏です。
屋根裏に上ることが出来ないご自宅は残念ながら確認は難しいです。

屋根裏に上っていただき、天井をよく観察していただくと黒くなっているところ、水滴がたれていた形跡を見つけることが出来る場合があります。

水滴に関しては明るいところでないと解りにくいので明るくして確認してください。
経験上ですが比較的多くのご自宅で大きい小さいはありますが雨漏りをした形跡があります。

雨漏りの形跡があったとしても程度が大きくないのであれば特に何もしなくてもいいことがあります。(除湿材くらいは入れたほうがいいかも知れませんが)
雨漏りは放置をすると躯体に重大なダメージを残すことがありますが被害の程度が低ければ大事になることは多くのないのです。

少量の雨漏りでしたら自然乾燥で乾いてしまいます。(湿度が高くなりカビが生える可能性はあります)
重要なのは現状をきちんと把握することです。
小さな雨漏りが発見できればすぐにではないにしろ近い将来に修繕工事を行わないといけなくなる可能性は高くなります。
ただし、修繕時期や大体の工事価格がわかればそれまでの期間に積み立てを行うこともでき資金調達も可能になります。

日本住宅工事管理協会は修繕計画の作成をオススメします

日本住宅工事管理協会では住宅を常に快適に保つために、住宅の検査を行い、現状を元に修繕計画を作成しております。

修繕計画を作成することでトータルのリフォーム価格を下げることが出来、ご自宅にも財布にもやさしい計画を行うことができ、現状を把握させていただくことで万が一何かがあり相談を頂くときにも当協会でご自宅の状況を把握することができ、的確なアドバイスを行うことができるようになります。

ぜひ一度検討してみてください。

梅雨に入る6月は1年間を通して相談が多い季節です。
相談が多いということは必然的に工事が多いことにもつながるのですが、この時期は屋根工事を行っている会員がとにかく忙しく、工事を行って欲しいといわれてもすぐに動ける会員が少ないです。

そのため、工事を考えられている方は出来るだけ早めにご相談をいただければ幸いです。

日本住宅工事管理協会ではいつでも皆様からのご相談をお受けしておりますので、お気軽にご連絡下さい。

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