知らないと怖い!雨漏りの原因と改善方法

2015.02.28

雨漏りは原因を知らないと直すことができません!

当協会で雨漏りを工事したあとの相談が増えています。
相談内容のほとんどは工事をしたけど雨漏りが直っていないみたいです。といった内容です。

工事を行ったすぐあとに雨漏りをすることはあるのでしょうか?
実は雨漏り工事を行ったけど雨漏りが改善されなかった事に悩まれている方は意外と多いのです。

雨漏りの修理を行ったにもかかわらず、なぜ雨漏りをしてしまうのでしょうか?

答えは簡単です。
それは雨漏りの原因が明確になっていない状態で適当に工事をしてしまっているからです。

通常の屋根は雨漏りしませんから雨漏りする以上何かしらの原因が必ずあります。
しかし、雨漏りの難しいところは原因を誰でも簡単に特定できないことです。

雨漏りを発見するためにサーモグラフィーのような機器も販売されていますが100%原因を明確にできるわけではありません。
サーモグラフィーでは見つけることができない場合もあります。

雨漏りに詳しい職人さんのプロの目で見てもらうことが重要なのです。

屋根からの雨漏りの原因

屋根からの雨漏りの場合直接の原因と考えられるのは次の6点です。

① スレートや板金などの屋根材の浮き
② スレートなどの屋根材のひび割れ
③ コーキングの剥がれ
④ 漆喰の崩れ
⑤ 瓦のずれ・ヒビ・割れ
⑥ 樋の不備やつまり
※雨漏りはルーフィングの劣化が主な原因で上記の6点はルーフィング劣化につながるものです

これらの状況を確認することができたら雨漏りが起こっている可能性がありますので注意をするようにしましょう。

ただし、雨漏りの原因の究明はプロでも難しいため、きちんとした原因を調べるためにはプロにお願いをすること重要です。

修繕方法について

① スレート・板金などの屋根材の浮き

屋根材が浮いている場合、屋根材の撤去をして新しい屋根材を再度設置する必要があります。
板金の下地になっているヌキ板や浅木も撤去する必要がある場合があります。
※劣化状況により撤去するかしないかがわかる

撤去後処理を行い新しいヌキ板や浅木を設置します。
屋根材の固定を行っていたビスや釘はさびているものが多いため、新しいビスか釘を設置するようにしましょう。

屋根材を設置した後はコーキング処理を行い修繕の完了です。

② スレートなどの屋根材のひび割れ

スレートなどの屋根材は劣化をしてくると割れやすくなります、特にアスベストが含まれていないタイプのスレートは10年程度で劣化が激しくなり、ひび割れを起こしやすくなります。

修繕はひび割れているスレートを部分的に撤去することがからはじめます。
撤去したスレートはコーキング剤などを使い割れている箇所を修復します。
ひび割れを修復後は元の位置に戻して修繕完了です。

注意点
屋根材のひび割れが何か物が当たったなどの原因でない限りこの修繕方法はオススメできません。
劣化によりひび割れが起こっている場合、他の箇所も同様にひび割れを起こす可能性が極めて高いからです。

正確な劣化状況はプロの目で現場を見ないとわかりませんが、築年数などである程度の劣化状況を知ることはできます。
アスベストを含んでいるスレート屋根の場合、約20年程度
アスベストを含んでいないスレート屋根の場合、約10年程度
板金屋根の場合、約20年程度
上記年数を参考に修繕で対応可能なのかどうか判断してください。

修繕で対応が難しい場合、葺き替えやカバー工法になります。
※これらの詳細があとでご説明します

③ コーキングの剥がれ

コーキングは経年劣化や強風や地震などの振動が原因で剥がれることがあります。
コーキングがはがれた箇所から雨水が浸入してきて雨漏りが起こりやすくなります。

コーキングの剥がれを修理する際には剥がれた場所をきれいに掃除し、プライマーやシーラーといったコーキング用の接着剤を塗ります。
プライマーやシーラーを塗ったあとにコーキングを上から下に充填していきます。

コーキングを広範囲に行いすぎると雨水が正常時とは違った流れ方をしてしまい、新たな雨漏りの原因になってしまうので注意が必要です。

④ 漆喰の崩れ

漆喰は主に瓦屋根の上段部分に見ることができる白い部分のことで、瓦と瓦の接着剤の役割を果たしています。
漆喰は接着剤としてだけではなく雨が進入してくるのを防ぐ役割もあるため漆喰が劣化して崩れてしまうと雨が進入して雨漏りの下人になってしまいます。

漆喰崩れの修理は今ある漆喰すべてと漆喰の奥にある葺き土の一部を取り除く必要があります。

既存の漆喰を取り除いたあとは雨水の流れを考えて葺き土と漆喰を塗りこんでいきます。
漆喰は比較的劣化しやすい場所なのでしっかり多めに塗りこんでいくことがコツです。

⑤ 瓦のずれ・ヒビ・割れ

先にご紹介したスレートなどの屋根材のひび割れと同じように瓦屋根も瓦の割れやヒビ、ずれによって雨漏りが起こってしまいます。

ずれている場合、正しい位置に直し、割たり、ヒビが入っている場合、新しい瓦に交換してあげることが必要です。

スレートなどの屋根材とは異なり交換は既存の瓦と新しい瓦の交換のみでできるため比較的容易に修理することができます。

瓦の耐久年数

瓦は非常に強く何かしら外部の衝撃によってダメージが与えられない限り、割れたりしにくい屋根材です。
瓦の種類にもよりますが40-100年程度の耐久力があるといわれています。
そのため、数枚程度割れているぐらいでしたら葺き替えを行う必要はありません。

⑥ 樋の不備やつまり

樋の不備やつまりは枯葉などのごみが詰まっていることが多いため樋の掃除を行うことで状況は改善されます。

ただし、設置上のミスや劣化などが原因と考えられる場合、取替えや再設置を行う必要があります。

ルーフィングの劣化と張替えについて

屋根材は雨水が中に入っても大丈夫な設計になっており、入ってきた雨水を家屋の中に進入させない役割を担っているのがルーフィングです。

そのためルーフィングに問題がなければ雨漏りは基本的には起こりません。
ただし、ルーフィングは屋根材が設置されている状態であれば中を確認することができません。

ルーフィングを修繕することはほとんどなく、葺き替えやカバー工法を行う際に新しく設置や張り替えることがほとんどです。
ややこしいのはルーフィングにも種類があり特徴があることです。

様々なルーフィングが出ているにもかかわらず、業者はしっかりとした知識を持っておらず、適当なルーフィングを設置してしまっています。
※ルーフィングの詳細に関してはおろそかにしてはいけないルーフィングについてをご確認ください

雨漏りは経験と知識が重要

雨漏りしてしまったらどうすればいいのでしょうか?
それは信頼できる業者に相談をして調査してもらい原因を明確にしてもらうことです。

ただし、本当にその業者が信頼できる業者なのかどうなのかを見極めるのは簡単ではありません。
任せて安心できる信頼の業者を選ぶためにはお問い合わせ時にきちんと話しを聞くことです。
話しをきちんと聞き屋根のことをきちんと知っている方が対応してくれているのかどうかということを確認する必要があります。
余り良くない業者に多いのはお問い合わせをしたら、現場の状況の詳細を確認しないでとりあえず現場の調査をしにいこうとします。

最終的に雨漏りの原因は見てみないとわからないため、とにかく現場を見ようとする業者のすべてが余りよくない業者といってしまうことは誤りだと思います。

電話で話しをして任せることができそうだなと感じたら現場を見てもらい、原因の究明を行ってもらうようにしましょう。

日本住宅工事管理協会が第三者の立場でサポートします

日本住宅工事管理協会は客観的な立場で最適と思われるアドバイスを行っています。
セカンドオピニオンとしてだけでなく、当協会に所属している信頼できる業者の紹介も行っていますので、信頼できる業者が見つからなかったときもお気軽にお問い合わせください。

雨漏りなどの屋根工事は非常にトラブルが多く、悩まれている方も多いのでどのようなことでもお気軽にご連絡ください。

日本住宅工事管理協会の3つのサポート
① 客観的な立場で最適なアドバイスを行います
② 厳しい条件をクリアした信頼できる業者を紹介します
③ 見積もりが適正かどうかを調べる見積もりチェック

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