ご家族に喘息やアトピーなどのアレルギー反応がある場合の屋根工事

2015.01.27

アトピーや喘息などアレルギー反応に対しての屋根工事で押さえておくべき点

ご家族にアトピーや喘息などのアレルギー反応をお持ちの方が追われる場合、どのような住宅工事を行えばいいのか施主様にとって非常に神経を使う問題だと思います。

特に10年以上前に設置を行ったスレート屋根の場合、多くの場合アスベストを含んでいます。アスベストの粉塵被害は健康に支障を与えることが明確になっているので特に気をつけるべき問題だと思います。

このような状況の中で大切なご家族を守るために気をつけるべきポイントをご紹介します。
参考にしていただければ幸いです。

日本住宅工事管理協会は第三者機関として客観的な立場で皆様の工事のご相談を承っています。
ご不明な点などがありましたらお気軽にご相談ください。

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工事の2つの方法

スレート屋根と鋼板屋根の場合屋根の工事は大きく二つになります。(瓦に関しては後ほど説明します)
1 葺き替え工事
2 塗装工事

これらはいずれもアレルギー反応を引き起こす可能性があり気をつける点がいくつかありますのでひとつずつご紹介していきます。

1 葺き替え工事

葺き替え工事には既存の屋根材すべて撤去を行い新しい屋根材を設置する葺き替え工事と既存の屋根材をそのままにして新しい屋根材を設置するカバー工法があります。
(どちらも葺き替え工事ですが違いを明確にするため葺き替え工事とカバー工法と記載します)

アスベストによるアレルギー反応を気にする場合、カバー工法を行うことがほとんどです。
葺き替え工事の場合、撤去を行う際にアスベストがかなり飛散してしまうためです。
その一方でカバー工法の場合、穴を空ける際にアスベストが飛散するといわれることがありますがきわめて少量でほとんど影響がないといわれています。

とはいえ、きわめて少量でも飛散しているのでご家族にアレルギー反応をもたれる方にはやはり気になるもの。
そのため、当協会としてはアレルギー反応が出にくい夏の季節に工事を行うことをお勧めしています。
また、できましたらアスベストに穴を空ける前後3時間程度は家から離れたところにいることをお勧めしています。

何度も記載しますがカバー工法はほとんどアスベストの飛散の心配はありませんが念には念を入れて上記のようにアドバイスしております。

カバー工法により既存のスレート屋根(アスベストを含む)が残ることを気にされる方も折られますが、アスベストは貫通や破壊の際に飛散するため何もない状態では飛散を行いませんのでご安心ください。

鋼板の屋根材にはアスベストは含んでいませんので葺き替えでもアレルギー反応は出ないといわれています。(埃などのぞく)

2 塗装工事

塗料もアレルギー反応を引き起こす原因といわれています。
健康に気をつける場合、知っておく項目は複数あり下記項目を参考にしてください

① ホルムアルデヒド

塗料を決める際に性質項目のホルムアルデヒド放散等級というものを確認してください。「F☆☆☆☆」(フォースター)という物を選ぶことでアレルギー反応は起こりにくくなります。
※この表示は規制対象外で室内でも制限なく使用することができます

② VOC

VOCは揮発性有機化合物のことでホルムアルデヒド・トルエン・キシレンなどといいます。
ゼロVOC塗料、VOCフリー塗料、低VOCと表示されたものを選ぶようにしてください。

③ 水性塗料・自然塗料

VOCがシンナー系の塗料に比べて少なく、臭いもあまりありません。
少し高くなりますが自然塗料といわれる人体にほとんど影響がないといわれるものもあります。
※自然塗料は通常の石油製品から作られる塗料とは異なり渋柿や自然油などで作られた塗料のことです

葺き替え工事と塗装工事について

葺き替え工事と塗装工事どちらを選ぶのがいいのでしょうか?

これは、屋根の現状に合わせて考える必要があり、アレルギー反応が軽度か重度かでは一概に言えません。

アレルギー反応への影響で考えればどちらもほとんどありませんがそれでも比較をするとすれば塗装工事のほうが少ないといわれています。
では、塗装工事のほうが言いかというとそうもいえません。

塗装工事は屋根の外観をきれいにし、コーティングをしてくれますが根本的に屋根の耐久力を回復するまでには至りません。
そのため、屋根の劣化が進んでいれば塗装を行ったとしても近いうちに再度工事が必要になってしまいます。

一般的な目安だと築10~15年程度の屋根には塗装工事を行い、20~25年程度の屋根には葺き替え工事を行うのが良いといわれています。
(屋根の状況に応じて異なります)

上記を参考にしていただき屋根の工事方法を決めるのが良いです。

瓦屋根に関して

瓦屋根の場合、アレルギーはほとんど気にしなくても良いといわれていますが古民家などの場合瓦を固定するために土(粘土)が入っている場合があります。
このような場合、どうしても埃が舞ってしまい防ぐ方法がありませんので工事期間中は近くに寄らないようにすることが必要です。

日本住宅工事管理協会はあらゆる工事の相談に対応します

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