倉庫・工場屋根の修繕方法・コストなどについて

2014.11.03

工場や倉庫の屋根で失敗しないために抑えておくべき3つの重要ポイント


参照:http://www.tsuji-kenzai.com/flow_gallery/gallery_list-831-3733-1.html

当協会には一般の住宅やアパートだけでなく、倉庫や工場の屋根の相談があります、内容は費用や工期、修繕方法に関しての質問です。

住宅の屋根とは違い症状施設の屋根は何かしらのトラブルが発生するまで放置される傾向があるのか、現場調査に入るとすでにぼろぼろになっていて早急に何とかしないといけない案件が比較的多いような気がします。

もたれている倉庫や担当している工場が築20年以上立っているのであれば一度メンテナンスのためにチェックをするが良いと思います。

建物が大きいため通常の工事より大きくなる可能性が高い倉庫や工場の屋根は金額が大きくなるためか業者間での金額の差、工法や仕様材質の差が非常に大きく、本当に合った工事方法や費用を見抜くためには3つの重要なポイントを抑える必要があります。

最適な工事を請けるための3つのポイント
① 工事方法を知る
② 施工業者について
③ とにもかくにも相談するようにする

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工事方法を知る

屋根の修繕・メンテナンス方法は住宅用でも商業施設用でも大きく変わらず、通常3つです。
1 葺き替え


参照:http://www.0120-41-4623.jp/

現在の屋根材をはがして新しい屋根材を施工しなおします。
2 カバー工法


参照:http://www.masaki-home.com/works/

3 塗装

葺き替え工事は既設の屋根材を除去して新しい屋根材を敷設する工事方法です。
他の広報に比べて費用がかかるため選ばれる方が少なくなってきているように感じます。

カバー工法は葺き替えが減ってきた反面伸びてきている工法といえます。
理由は葺き替えに比べて、費用上のメリットが大きいからでしょう。
当協会でも既設の屋根材にアスベストが含まれており、会社の方針としてアスベストを除去しないといけないといったような要望がない限り、カバー工法をお勧めすることがほとんどです。

カバー工法を用いるメリットなどに関しては後ほど説明していきたいと思います。

塗装は根本的な修繕方法ではなくあくまでメンテナンスとして用いることがほとんどです。
様々な塗料があり、大きくは「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」といわれる塗料を用います。(他にも機能性の高い塗料が販売されています)

このように工事の方法は3つに分かれますがほとんどの方にとって、この内容を見たところで結局何を選べばいいのと結局は何も解決されない可能性が高いです。

この3つの工事方法を「費用」「耐久力」の点からご紹介していきます。

1費用について

通常この3つの工事方法の中で一番コストがかからないのが塗装工事です。
どのような塗料使うかにもよるのですがよく選択されやすい「ウレタン」「シリコン」を基準に考えると㎡あたりの塗料の単価は3,000~5,000円程度です。

これに足場の設置費用や高圧線上費用、作業費用などがかかってくることになります。
作業費用は工期と職人の人数で計算されることが多いです。
商業施設などの屋根塗装の工期は2週間程度で終わることが多いです。

次にコストがかからないのがカバー工法です。
既設の屋根材を撤去しない分、工期が短く、新しい屋根材を設置するので耐久力も高いです。
様々な屋根材があるので一概には言えませんが、既設の屋根の上に新しい屋根材を設置するため、葺き替えに比べて、防温効果や遮熱性能、防温性能が高いといわれています。

メリットは多いのですが屋根が二重になるため、屋根の重量が大きくなり、地震などの影響を受けやすくなるというデメリットがあります。
屋根材によって費用は変わりあすが㎡当たり10,000円程度で施工ができる場合が多いです。

3つの工事の中で一番費用がかかるのが葺き替え工事です。
カバー工法に比べて既存の屋根材の除去費用がかかり、その分カバー工法よりも高くなってしまいます。
葺き替えを行う必要がある屋根材のほとんどはアスベストを含んでいる可能性が高く、ただ捨てればいいというわけではなくアスベストの処理を行わないといけない分だけ費用が高額になってしまいます。
以前にある倉庫の見積もりをした際には600㎡の屋根のアスベスト処理で200万前後の費用がかかりました。

カバー工法とは違い既設の屋根材をはぎ、新しく設置を行うため断熱、遮熱・防温性能は劣ります。
重量は既設分をはぐのでカバー工法に比べると軽いです。
費用は1㎡当たり15,000円前後だと思います。
※費用は現場調査をすると大きく異なることがありますのであらかじめご了承ください

2耐久力に関して

修繕を行った後の耐久力ですが
カバー工法と葺き替えの耐久力がほぼ同じくらいといわれています。
しかし、先ほども記載したように重量の面から考えるとカバー工法よりも葺き替えのほうが耐久力は強いといえるかも知れません。
目安とされている耐久力は25年程度です。

塗装に関しては塗料によって異なるといわれています。
価格が安い「アクリル」塗料で5~8年程度
良くつかわれる「ウレタン」塗料で8~11年程度
最近増えてきた「シリコン」塗料で12~15年程度
塗料の中ではもっとも高価な「フッ素」塗料で15~20年程度
いずれもカバー工法や葺き替え工事から考えると短くなっています。

当協会では「葺き替え」「カバー工法」は修繕として、「塗装」はメンテナンスとお話しさせていただいております。

どちらを選べばいいかは築年数から考えられるのがいいと思います。
築25年以上の建物であれば「葺き替え」や「カバー工法」を25年未満であれば「塗装」をまず検討するのが良いと思います。

施工業者について

多くの方が施工業者を使う場合、近隣の業者を使うのがもっとも安くできると考えられています。
しかし、実際は地域ごとにある程度の職人の1日あたりの金額が決まっていて、必ずしも地元の業者が一番安くなるとは限らないことがあります。

以前にあった例をご紹介します。

関東のある企業様から屋根の葺き替えをしたいけどどこかいい業者知りませんか?と相談を受けました。
話しを聞いているといくつか見積もりを取っているけどどうも金額が高くて、他に安いところはないかと探しているとのことでした。

当協会の見積もりはある程度の費用を教えていただければそれ以下で工事ができる業者をピンポイントで探すこともできますので、現在出てきている見積もりの金額と希望の金額を聞かせていただき、会員に向けて連絡を取りました。

当初はこの企業様がある関東の会員に話しをしていたのですが、希望の金額には合わずに難儀をしていたところ、たまたま来社していた関西の会員にこんな案件がきているです・・・と世間話程度に話しをした結果、その業者は宿泊費入れても先方が希望する金額より安くできますと二つ返事で手を上げてくれました。

先方に関西の業者ですが希望の金額でしっかりとした工事することができますと伝えさせていただいたところ一度現場調査に来てほしいとうことになり、現場調査を行い最終見積もりの作成した結果、当初先方が希望していた金額よりも安い金額で同じ工事を行うことができました。
(当協会の会員なので工事をしっかり行ってくれることが大前提です)

このことが合ってから関東のお客様でも関西の業者に声をかけて費用を抑えることが多々ありました。
(関西だけでなく中部からも行ったりしています)

商業施設の場合、住宅と違い何かあったらすぐに対応してほしい、といった希望が少ないのかどうしても費用をできるだけ安くしたいという考えが強いような気がします。
(もちろん何かあった場合、遠い・近い関係なく対応させます)

商業施設場合、工事費用が数百万円から数千万前後になることは良くあります。
工事方法によって費用が変わるのは皆様がイメージしやすいところですが、施工を行う業者のほうが実は費用の差は大きいです。

とにかく相談する

当協会にかかわらず無償にて相談を受けてくれる組織が増えています。
わからないことは私たちのように客観な立場で相談を受けてくれる人に相談をすることが一番です。

当協会のご相談いただけましたら全国のネットワークの中から事業者様の要望にあった業者を紹介することができますし、ご希望の費用で施工ができる業者を地域にこだわらずに探させていただきます。

工事方法についてもヒアリングをさせていただきわかる範囲でアドバイスをさせていただきます。

相談をいただくことでインターネットなどを使い黙々と情報を探すよりも早く正確な情報を得ることができますのでお気軽にご相談いただければと思います。

日本住宅工事管理協会は第三者機関として施主様にとって一番良い工事を行うためのご提案を行っています。

どのようなことでもご相談をいただけましたらわかる範囲でお答えさせていただきます。

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