屋根見積サイトはここに注意!押さえておくべき見積サイトの特徴

2014.05.17

一括見積サイトを活用しよう

一括見積サイトは簡単に複数の見積をとれるだけではありません!
当協会も運営をしています一括見積サイト、一口に一括見積サイトといっても様々なタイプがあります。

良いサイトばかりではなく裏側を知ると一括見積サイトとは名ばかりなところもあります。
うまく使えば金額だけでなく、様々な情報を得ることができますが、下手をすれば工事トラブルに巻き込まれ、多額の工事費を請求されることもあります。

トラブルを防ぐためには良いサイトを見抜くことが重要で、そのためにはどのようなサイトがあるのかを知ることが必要です。

このページの前半部分だけを読まれると、一括見積サイトはだましの常とう手段だ!とかこんな仕組みのサイト誰が使うか!と思われるかもしれません。
しかし、それは誤りで一括見積サイトは良い工事を行うためにうまく活用できることを施主様には知っていただければと思います。

当協会も一括見積サービスを行っているので一括見積はむしろ積極的に活用すべきだと考えています。
ただし、それはあくまで良い一括見積サイトのみと付け加えておきます。

それでは、どのようなサイトがあるのかご紹介していきます。

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1 金額のみの一括見積サイト

屋根だけにかかわらず、どの工事・どの業界でも一番多いのは「金額のみの一括見積サイト」です。
屋根工事も現場調査をしないと詳細な金額はわかりません。サイトのお問い合わせだけでは詳しい金額はわからないのです。

金額のみ一括見積サイトは、サイトのお問い合わせフォームに書かれた内容を、登録している業者に連絡し、内容を確認し自社で施工を行いたいと思った業者が、フォーム内容をもとに見積もりを作成しサイト運営会社に見積として提出、運用者は集まった見積を施主様に連絡しています。
施主様は金額を見て業者を選び、選ばれた業者が訪問するというような流れです。

金額がある程度決まっているサービスや業界であれば問題はないと思うのですが、これが屋根工事だと話は変わってきます。
屋根工事は屋根に上ってみないと状況がわからないため、詳細の金額を出すことができません。それはどれだけ施主様が詳細を記入したとしてもです。
調査をすれば原因が施主様が考えていたものと全く異なることが多々あります。このような形で取られた見積ですから最終の見積と施主様が認識している一括見積サイトで取った見積金額が異なってくるのは当然なのです。

すべてではありませんが金額のみの一括見積サイトはweb会社の制作などを行っている会社が多く、工事の知識はないが市場があるので参入した会社が非常に多いです。

屋根の工事知識はなく、あくまで業者と施主様の懸け橋としての役割のみなので、ざっくりとした相場を知ることはできますが、その金額で工事が請けれるわけではなく注意が必要です。

サブ知識 一括見積サイトのお金の流れ

少し寄り道ですが一括見積サイトのお金の流れ等をご紹介します。

以前、当協会で工事のサポートをさせていただいた施主様から下記のようなお話を聞きました。
「ある見積サイトで見積を取ったところ、急に業者からの連絡が多くなった」
他にも同じようなことで悩まれていた方が数名おられました。

一括見積サイトはどのように成り立っているのでしょうか?
自社で工事を行わないweb会社などはなぜ一括見積サイトに「人」「時間」「お金」を投資するのでしょうか?

業者から連絡を受けた謎を紐解くためには一括見積サイトのお金の流れを知る必要があります。

一括見積サイトは「アポ販売型」と「成果報酬型」が存在する

わかりやすい成果報酬型

成果報酬型は契約が成立し、完工し施工会社にお金が入った段階で工事費用の数%のお金を支払うというものです。

施工会社からすれば決まってから運営会社にお金を支払えばいいため、無駄な経費を抑えることができます。(営業経費と考えれば安いと考える方が多いです)

運営会社にとっては、契約を行ったかどうか知らされなければわからない、支払までに時間がかかるので、本当に払ってくれるかが心配などがあり、運営規模が大きくなればなるほど成果報酬型は少なくなってしまいました。

施主様にとっては金額面でよい仕組みだと思います。
施工会社が営業経費に比べれば運営会社に支払う金額は安いため、工事費を抑えてくれるからです。

安定のアポ販売型

具体的な統計があるわけではありませんが、多くの見積サイトの営業形態がこちらになると思います。

アポ販売型は運営会社が獲得した情報を施工会社に販売しています。
運用会社は少しでも収益を上げるためにできるだけ多くの会社に情報を販売します。
1本5,000円で10社に販売みたいな感じです。

情報を買った施工会社は施主様が工事を行いたがっていることを知っているわけですから、営業をガンガンかけてきます。
(特に施工部隊を持たない営業会社などはすごいです)

これでは施主様にとっていいことはありませんし、施工会社にとっても10社も情報を買っているのですごい相見積もりになってしまい、時間を使っても契約を得ることはできません。

しかしながら、このようなやり方でアポの販売を行っているサイトや会社はまだまだ多いのが現状です。

中には「アポ販売型」「成果報酬型」両方の方式を取り組んでいるところもあります。
市場があると思って参入してきたものの思った以上に儲からないと考えて、二つの方法を使っているのでしょう。

日本住宅工事管理協会の一括見積の特徴などが気になった方はここをクリックしてください。

少し寄り道でした。

2 実は一社だけ一括見積サイト

ほとんどの一括見積サイトは1の「金額だけ」と「実は一社だけ」に分類できると思います。
一社だけ見積サイトは運営会社と施工会社が同じことがほとんどです。
今でこそ協賛会員が増えた日本住宅工事管理協会ですが立ち上げ数か月は協賛会員が少なく一社だけではなかったものの、数社だだったので実は数社だけ一括見積サイトでした。

パターンは様々ですがお問い合わせに対してヒアリングを行い、状況を確認したうえで見積りを出す流れと現場調査を行った後に見積を出す流れ。この二つが多いと思います。

見積もりはちゃんと複数社だしてくれますが裏側を見ればすべての会社がつながっています。
何処に発注しても実は同じ施工会社が行います。
このパターンの場合、見抜くことがほぼできないのです。

ただし、変な噂が立ってしまうと、施工業者は一番困りますので、工事トラブルとかは少ないです。
厳密に言ってしまうと見積サイトではないのですがきちんと工事を行い、工事費用もそこまで高くないという点では結果オーライといえなくもないです。

3 本当の一括見積サイト

この本当の一括見積サイトは実は非常に少ないのが現状です。
一括見積とお金の流れの最後に書きましたが、一括見積サイトは儲けのみを考えると、それほど儲かる仕事ではありません。

特に当協会が考える“本当の一括見積サイト”になると「現金だけ」「実は一社だけ」と比べると時間も手間もかかる割にあまりもうからないのが現状です。

そもそも当協会が考える“本当の一括見積サイト”とは

一括見積サイトは金額を知ることも重要ですが、一番の活用メリットは最適な業者に出会うことができる点だと考えています。

施主様は工事に関しては専門的な知識を持っているわけではありません、そのためサイト運用者が専門知識の元客観的な立場で施主様の要望を聞き、現状やご要望に応じて業者の選定を行い、見積を取ることができることが“本当の一括見積サイト”だと当協会では考えています。

一括見積サイトの特徴によくあげられる、「簡単に複数社の見積が取れる!」これはとにかく費用を安くしたい、という方には良いことかもしれませんがしっかりとした工事を受けたいと考えている方には適さない内容だと思います。

本当の一括見積サイトは施主様・施工会社との信頼関係がなければ成立しません。

信頼関係を構築するには時間が非常にかかるので“本当の一括見積サイト”は少ないのかもしれません。

本当の一括見積サイトの流れは「実は一社だけ」に似ています。
お問い合わせ内容をもとにヒアリングをできるだけ行い、現状の把握を行います。
現状の把握ができて、お客様のご要望などを確認したうえで現場調査に入るようにします。

現場調査後は調査内容に合わせた施工会社数社からの見積を提出、状況によってはすべての業者と顔合わせの段取りを取ります。

話を聞く中で不明点などがあれば、随時相談を受け、あくまで客観的な立場でアドバイス。
契約を押し迫るようなことは基本的に少なく、アドバイザーとしての役回りでサポート。

施主様から業者に言いにくいことも運用者から連絡してくれることもします。

工事中に関しても、進捗上の確認や不備の有無の確認を行い工事のサポートを行います。
屋根工事は完工後にトラブルが発生する可能性があるので、完工後のサポートが重要になり、アフターフォローまでサポートできることが重要です。

ここまで、つたない内容を読んでいただけた方であれば
「1の金額だけ一括見積」「2の実は一社だけ一括見積」と「3の本当の一括見積」が大きく違うことに気づいていただけると思います。

一括見積サービスは安いところを探すためだけのサービスではなく、施主様が満足できる工事をサポートする必要があるわけです。

日本住宅工事管理協会は“本当の一括見積サイト”を目指しています。
日本住宅工事管理協会の特徴をご覧ください。

お問い合わせ

まとめ

見積もり比較サイトはたくさんある
1 金額だけ一括見積サイト
2 実は一社だけ一括見積サイト
3 本当の一括見積サイト

一括見積は金額を取るだけでなく、うまく活用することで施主様が満足できる工事を行うことを、サポートしてくれるので施主様のご要望に合わせてそれぞれのサービスを見極める必要がある。

ただし、当協会が考える本当の一括見積サービスを行っている運営会社は少ないのが現状。
当協会が考える“本当の一括見積サイト”=専門知識を持って、客観的に判断を行い、状況に合わせた施工会社の紹介や施主様のフォローを行うことができるサイト

※サイトの種類などは明確に決まっているものではありません。
当協会の経験やお客様からの相談などで客観的にまとめさせていただいております。

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