大切な家を守るために屋根にできる耐震補強の4つポイント

2014.04.17

大切な家を守るために屋根にできる耐震補強の4つポイント

地震大国の日本、阪神大震災、中越地震、東日本大震災と大きな地震が、大切な私たちの家を襲ってきました。
地震から家を守るために耐震工事を検討されるかたが非常に増えています。

日本住宅工事管理協会にも多くの、耐震工事に関する質問がきます。
今回のコラムを通して、屋根と地震の関係を4つのポイントを元に紹介していきます。

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1 瓦屋根への誤解

屋根が重い=耐震性が低いは誤り!!

大地震の映像をみて、倒壊した家屋、散乱した瓦をみることで、瓦屋根=重い=耐震性が低い(地震に弱い)という風評が広がったいました。
確かに、屋根は他の屋根材に比べて重たく、屋根部分が重たいことで住宅が倒壊しやすいとイメージされがちです。しかし、倒壊した家屋の原因を調べるうちに屋根ではなく、他に原因があるということが明確になってきています。

それでは、一体何が原因なのでしょうか?

地震の影響で家が倒壊した原因は屋根ではなく「地盤、基礎、柱、土台、壁」が原因ということが明確になっています。

事実、瓦屋根だけではなく、スレート屋根のような軽い建材を使っている建物も同じように倒壊をしていました。

実は瓦屋根のみの耐震性能は非常に高く、倒壊をしてもかわらはほとんど崩れないという、研究結果も出ています。
詳しくは全日本瓦工事業連盟のガイドライン工法についてごらんください。

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2 耐震リフォームについて

この、サイトは屋根に関することをメインに伝えるHPですが「瓦屋根への誤解」で見ていただいたように、倒壊の原因は「地盤、基礎、柱、土台、壁」となっています。

屋根でできる耐震性能の強化のご紹介を行う前に、耐震リフォームを行うためにはどのような工事が必要なのかをご紹介いたします。

耐震補強例

耐震補強(改修)工事に関しては様々な例があります。
どのような、耐震方法が適しているかはご自宅の状況によって、大きく変わりますので耐震住宅専門の業者の調査を受けることをお勧めいたします。

構造方式に寄らない耐震補強の例

1 経常指標の改善
2 エキスパンションジョイントの拡幅、新設
3 減築、建築物重量の軽減
4 床の補強
5 CB造壁の撤去
6 偏心率、剛性率の改善
7 非構造部材の耐震改修

RC造の耐震補強

1 袖壁増設補強
2 袖壁増打補強
3 耐震壁増設補強
4 スチールパネル補強
5 外付けPCフレーム補強
6 外付けPCフレーム補強
7 内付け/外付け鉄骨ブレース補強(K型、マンサード型、x型等)
8 スリット補強
9 バットレス補強
10 炭素繊維シート巻き補強
11 鉄板巻き補強
12 閉鎖型フープ補強

S造の耐震補強

1 プレート補強
2 柱根巻き補強
3 方杖補強
4 座屈止めの追加

W造の耐震補強

1 金物補強

上記のような耐震補強の方法があります。
(詳細などは今後コラムで取り上げたいと思います)

屋根単体で耐震性能の補強を考えるのではなく、トータルで屋根工事を考えるようにしましょう。

日本住宅工事管理協会では耐震工事もお受けしております。
ご不明な点がありましたお気軽にご相談ください。

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3 屋根を見直し耐震性能の強化を図る

防災瓦のご紹介


参照:http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2008-03-11

耐震性能を強くするために日本住宅工事管理協会がお勧めしているのが、「防災瓦」です。
防災瓦は、通常の瓦に比べて軽いだけでなく、減震等の効果があります。

防災がわらは地震に強いだけでなく、風の影響も請けにくくなっておりはがれにくくなっています。

防災瓦の紹介は別のコラムにて行えればと思います。

スレート屋根の紹介

計量でなおかつ丈夫と言うことでスレート屋根を選択する方も増えています。
瓦屋根に比べてのメリット
1 カラーバリエーションが多い
2 価格が安い
3 短い工期でできる

瓦屋根に比べてのデメリット
1 定期的に塗装などのメンテナンスが必要
2 屋根材の強度が瓦より劣る
3 遮音性能・耐熱性能が低い

適切な屋根材を選択することで屋根の耐久性能を高めることができます。
屋根材の種類は様々です。どれを選んでいいかわからない場合は施工にきちんと確認するようにしましょう。

日本住宅工事管理協会では皆様のご相談をお受けしておりますので、屋根材に関してもお気軽にご質問いただければ対応いたします。

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4 耐震工事の精密診断

耐震診断には次の3つの方法があります。
1 誰でもできる、耐震診断
2 一般診断法
3 精密診断法

ご自宅の耐震性能がどの程度のものかを知ることで、どのような工事を行うべきなのかがわかってきます。

もしかしたら屋根の工事を行う前に基礎の工事を行う必要があるかも知れません。

最後にそれぞれの耐震審査についてご紹介いたします。

1 誰でもできる我が家の耐震診断

日本建築防災協会がすすめている、自分でできる耐震診断方法です。
「築年数」「今までの被害の有無」「増築の有無」「外観チェック」「建物の形」「吹き抜けの有無」「一階と二階の構造について」「壁のバランス」「屋根の葺材」「基礎の種類」これらの項目から専門家のチェックを請けるべきかどうかの判断ができます。

HP上で簡単にチェックすることができますので、ご心配な方は一度チェックしてみてください。
日本建築防災協会「誰でもできるわが家の耐震診断」

2 一般診断法

改修を前提としない診断方法です。
簡単な調査になりますので、内装材や外装材をはがしたりはしません。
工事を請けることで、耐震補強が必要か堂かを判断することができます。

建築士など建築の専門家に依頼を行う必要があります。

3 精密診断法

主に一般診断法を行い、補強が必要と判断した場合に行います。
一般診断法より細かな診断を行い、最終的に改修を行うかどうかの診断を行います。
この精密診断法の結果により、どのような耐震補強を行うのかを決めます。

耐震工事の補助金の対象になりますので、ご心配な方は積極的に活用することをお勧めします。

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まとめ

重たい瓦屋根は地震に弱いは誤り。
耐震性能は「地盤」「基礎」「柱」「土台」「壁」等の状況によって決まる。
最適な屋根材を選択することで耐震性能をアップすることが可能
まずは、自分でチェックをしてみよう、その後専門家のチェックを受けよう

屋根に関するコラムですが耐震性能は屋根よりも、そのほかをチェックする必要が強いです。
診断や耐震工事の一括見積もりも請けておりますのでご心配の方はお気軽にご連絡ください。

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