抑えるポイントは5つ、失敗しない外壁・屋根塗装の秘訣

2014.04.13

抑えるポイントは5つ、失敗しない外壁・屋根塗装の秘訣

外壁塗装をしてたった2年で亀裂が入っている!
屋根の塗装をしたのに雨漏りが直らない!

屋根・外壁の塗装は常にトラブルが付きまとっています。
塗装に関する最低限の知識を身につけて、最適な業者選定を行うことが一番のトラブル回避策です。

失敗しないために抑えるべきポイントは5つです!
しっかりと覚えて、だまされない、失敗しない塗装を行ってください。
ただ、どうしても不安な方当協会にお気軽にお問い合わせください。

5つのポイントをお伝えする前に、なぜ塗装を行わなければいけないかをお伝えします。

屋根・外壁塗装を行う3つの理由

1 防水性能の回復

雨漏りは屋根からだけ起こるものではありません、外壁の亀裂からも雨漏りします、外壁塗装は雨漏りから家を守るために行います。きちんとした塗装を行わないと、すぐに再発を起こしてしまう可能性があります。

2 強度の回復

塗装工事を行う前には、下地処理を行いヒビや剥がれを修繕します。修繕を行うことで家の強度が回復し、雨風に強くなります。

3 外観の美しさを保つ

塗装をすることで新築時の感動がよみがえります。

外壁塗装を行うことで回復するのは外観だけではありません、家の機能を回復することで、風雨に強い家に戻ります。
そのため、きちんとした塗装工事を行わないと家の機能は回復せず、すぐに傷んでしまう原因になります。

下記のポイントは必ず抑えて、失敗しない塗装を目指しましょう。

屋根・外壁塗装のための5つのポイント

1 同時に行うことを考えよう
2 タイミングを見極めよう
3 塗料について考えよう
4 施工手順を確認しよう
5 手抜きの手口を知ろう

1 同時に行うことを考えよう

同時に行うことの一番のメリットは足場費用の節約です。
もちろん、両方が痛んでいることが条件ではありますが築10年ぐらいで、今まで塗装を行ったことがないのであれば、屋根も外壁も塗装を行う条件を満たしている可能性は高いです。

多くの業者が屋根と外壁の塗装を同時に行うのは仕事がほしい、というのも当然あるとは思いますが皆様のことを考え、少しでも費用を落として家を最適化させようという思いのほうが強いです。

「とはいっても、壁は亀裂が入っていて修理しないといけないのはわかるけど、屋根のほうはシミなどもなくいたって正常なので修理する必要はないんじゃないの・・・」

このようなお声も少なくありません。
屋根は外壁に比べて、見えない、劣化しているかがわかりにくいといわれています。
驚かれるかも知れませんが、雨漏りしていても実際にシミとなって現れるまでに1~4年程度かかってしまうことも良くあります。

特に問題ないから外壁だけでいいと、判断してしまうのは少し待ってください。
日本住宅工事管理協会の協賛会員はすべてそうですが、点検は無料で行っている業者が今はたくさんいますので、外壁の工事を検討される場合は屋根も一緒に点検してみてください。
足場費用の節約になります。

※屋根と外壁のことに触れましたが、雨漏りをしやすい箇所には窓や換気口があります。
これらはコーキングという防水処理がされているのでがコーキングが痛んで雨漏りすることが多々あります。
コーキングは一般的に塗料に比べて耐久年数が短いので、多くの場合「外壁塗装」「屋根塗装」「コーキング処理」となります。
コーキング処理は下地処理に入っていることもありますので心配でしたらお見積もりを確認、業者に相談してみてください。

2 タイミングを見極める

ご自宅に突然、塗装業者の方がこられて「外壁の痛みが激しいので外壁塗装をしませんか?」といわれたことはありませんか?

訪問販売は全てではないですが気をつけてください。
知識のない営業の方が教えられたセールストークを並べて営業活動をしていることが良くあります。
ただ、言われてみれば亀裂が入っているように見えるし、本当に痛んでいるのかも?と思われてしまうのが人間の心理だと思います。

屋根塗装も外壁塗装もはっきりとした塗り替えのタイミングがあるわけではありません。
汚れをきにせず、直接的な被害がなければずっと行わないご家庭もあるくらいです。
仮に平均で出すのであれば築10年前後、屋根も外壁も10年のタイミングで塗装を行う方が多いです。

業者に言われて不安になった方は下記内容を参考にしていただければと思います。

タイミングを見極める7つの項目

1 塗料のつやがなくなっていないか?
2 塗装をしたときより、色が薄くなっていないか?
3 コケやカビが繁殖して、緑や赤色に変色していないか?
4 汚れがひどくなっていないか?
5 塗料が剥がれて下地が見えていないか?
6 亀裂などは入っていないか
7 触ってみると粉を吹いていないか?

3 塗料について考えよう

「金額」「耐久力」「性能」に大きな影響を与えるのが塗料です。
防音性能や遮熱性能等を備えた塗料もありますのでご自宅の状況に合わせて選ぶ必要があります。

ではどのような塗料があるのでしょうか?
※細かく分けるとかなり多くの種類があります。
今回は代表的な塗料の分け方をご紹介します。

1 アクリル塗料

耐用年数:5~8年
特徴:価格が安い塗料です。重ね塗りができるメリットがありま、頻繁に色を変えたいという方に向いています。
耐久力がほかの塗料に比べて弱いです。
参考価格:約1,400~1,800円/㎡

2 ウレタン塗料

耐用年数:8~11年
特徴:バランスが良いですが、耐久性、防汚性、紫外線への強さはほかの塗料より劣っています。変色の可能性があったりもします。
参考価格:約1,600~2,200円/㎡

3 シリコン塗料

耐用年数:12~15年
特徴:品質が高い割りに金額がお手ごろなので人気が高いです。耐水性、防汚性、対候性があり、耐久面が優れています。特別な機能はついていませんがバランスが非常に良い塗料です。
参考価格:2,300~3,000円/㎡

4 フッ素塗料

耐用年数:15~20年
特徴:塗料の中では一番の耐久年数を持っています。その反面、価格が高いです。航空宇宙産業機器に使用されるほどの機能性を持っていて、耐久力だけでなく美観をキープすることもできます。
参考価格:3,500~5,000円/㎡

5 断熱塗料ガイナ

耐用年数:15~20年
特徴:耐久力が非常に高いことに加えて、一般的な塗料にはない断熱性能を持っている機能的な塗料です。断熱性能により「夏は涼しく、冬は暖かい。」特徴があります。
人気も高く一般住宅だけでなく、公共機関や大企業も使っています。
参考価格:3,000~5,000円/㎡

6 遮熱塗料アドグリーンコート

耐用年数:10~12年
特徴:遮熱性能を備えているのえ夏は涼しいですが、断熱効果が弱いため冬はあまり変化がないといわれています。また、一般的な塗料とほぼ同じ程度の耐久力です。
参考価格:3,000~4,000円/㎡

7 光触媒塗料ハイドロテクト

耐用年数:15~20年
特徴:一番の特徴は空気浄化やセルフクリーニング効果です。そのため一般的な塗料と比べて、徐々に汚れてしまうということがありません。
空気浄化を行うので環境への貢献度も高いです。
参考価格:3,000~4,000円/㎡

8 ナノテク塗料ナノコンポジットW

耐用年数:13~16年
特徴:セルフクリーニング性能が高くて、メンテナンスの手間が省けます。「耐汚染性」「耐変色性」「耐炎性」「防カビ・防藻性」「シックハウス対策」「速乾性」の6つの機能があります。
参考価格:3,000~4,000円/㎡

ご自宅の状況と用途によって塗料を選ぶことが重要です。
(参考価格はあくまで参考です、詳しくは施工店にご相談ください)

塗料の種類が増えてしまうとどうしても選べなくなってきます、そんな時は日本住宅工事管理協会にお問い合わせください、お話を聞かせていただき最適なアドバイスをさせていただきます。

4 施工手順を確認しよう

どのような手順で塗装工事が進んでいくのかを確認しましょう。
なお、一般的な外壁塗装の場合、工期は約12日前後になります。
極端に短い場合は手抜きが起こる可能性がありますので気をつけるようにしましょう。

外壁塗装の施工手順

1 足場の架設:近隣への挨拶も重要です。
2 高圧洗浄:汚れやカビなどを高圧の水流で落とします。
3 下地処理:ヒビなどを修繕します。
4 下塗り:外壁塗装は平均3回塗ります。下塗りは1回目です。
5 中塗り:2回目の塗料を塗ります。
6 上塗り:3回目の塗料を塗ります。
7 仕上がり点検:問題がないかのチェックを行います。
8 足場の撤去:足場の撤去と清掃を行います。

非常に簡単に記載するとこのような流れで施工は進みます。
業者からしっかりと話を聞いて作業に漏れがないように気をつけましょう。

屋根塗装の施工手順

屋根塗装の施工もほとんど外壁塗装と変わりはありません
1 足場の架設:近隣への挨拶も行います。
2 高圧洗浄:外壁塗装と同じく洗浄を行います。
3 下地処理:かけた部分修繕などを行います、下地処理がかなり重要です。
4 下塗り:外壁塗装もそうですが専門の塗料シーラーを使います。
5 中塗り:上塗りと同じ塗料を使います。
6 上塗り:3回目の塗料を塗ります。
7 縁切り:塗装で屋根同士がくっついたりするので切り取りを行います。
8 仕上がり点検:問題がないかのチェックを行います。
9 足場の撤去:足場の撤去と清掃を行います。

屋根塗装と外壁塗装の手順はほとんど同じです。
ほとんど同じなので同時にするメリットが大きいです。
しっかりと手順を確認してから依頼を行うようにしましょう。

5 手抜きの手口を知ろう

施工手順を確認した後は、手順の中に潜む手抜きの手口を知りましょう!
手口を知り、施工時に確認をすることでトラブルを防ぐことができます。

手順ごとに見ていきます。

1 足場の架設 

・近隣への挨拶回りを行わない
・養生(塗装部分以外にペンキが飛ぶのを防ぐ役割)が適当

足場の架設自体は手抜きをしにくくなっています。そのため足場を気にするというよりも近隣への注意喚起をしっかりと行っているかどうかを確認するようにしましょう。
養生をきちんと行っていると塗装部分の隅がきれいに仕上がります。逆にできていないとぼやけた感じになってしまいます。

2 高圧洗浄

・汚れが落ちる前に終わらせる
・乾燥時間が短い

高圧洗浄をおざなりにしても、わかりません。そのため手を抜く職人が多いです。
汚れをしっかりと落とさなかったり、乾燥時間が短い場合、塗料と壁の接着が甘くなってしまい、剥がれやヒビの原因になってしまいます。

3 下地処理(ケレンといいます)


参照:http://paintstaff.co.jp/construct1/>

・そもそも下地処理を行わない
・欠損部分の処理をしない
・ヒビの手入れをしない

下地処理を行っていなくても、塗装してしまえばプロの目から見ても見た目はほとんどわかりません。しかし、下地処理をしないと数年でペンキが剥がれたり、ヒビが言ってしまい、せっかくメンテナンスしても同じです。
下塗りを行う前に説明をしてもらうことでトラブルを防ぎましょう。

4 塗装(1~3回)

・契約した塗料と違う
・塗り回数が違う
・希釈割合を守らない
・乾燥時間が短い
・塗料の使用量をごまかす

高い塗料で契約を行い、安い塗料を塗ることもあります。塗装を始める前に塗料を確認する必要があります。
塗装回数をごまかす業者もいますので説明を塗装回数にも目を光らせましょう。
塗料に関しては気になる点があれば確認することが重要です。

5(屋根)縁切り


参照:http://www.hanamaru-r.co.jp/archives/001660.php>

・やらない業者がいる

縁切りを行わないと、雨水が屋根の隙間にたまってしまい、劣化の原因になってしまいます。

6 点検・撤去

・点検を適当にする
・後片付けを適当にする
・挨拶回りをしない

点検を適当にするので痛みやすい場所があったとしてもそのままになってしまい、余計に劣化を早めたりします。
後片付けや近隣への終了の挨拶も行わないでそそくさと撤退することがあります。

施工時の代表的な手抜き工事です。
素人である施工主様がこれら全てを見抜くのはかなり困難ですが意識をして、職人にあらかじめ釘をさすことはできると思います。

まとめ

1 屋根塗装と・外壁塗装を同時に行うかを考える
2 タイミングが適切かどうかを見極める
3 家の状況と目的に合わせて適切な塗料を選ぶ
4 手順を確認する
5 手抜きの手口を確認する

ただあくまでも、屋根・外壁塗装を失敗しない一番の方法は信頼できる専門業者に依頼するのが一番です。

日本住宅工事管理協会では皆様からの塗装に関してもお問い合わせを受けるだけでなく、安心信頼できる協賛会員のご紹介、一括見積もりもお受けしております。

日本住宅工事管理協会は第三者機関で客観的な立場から、アドバイスをさせていただいておりますので、お気軽にご連絡をいただければ皆様が最適な工事をできるように、サポートさせていただきます。

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