屋根工事と外壁塗装(外壁工事)を同時にするメリット、見積・相場など

2017.06.12

屋根工事と一緒に外壁も塗り替えたい!という方へ

屋根のメンテナンス時期に合わせて、同時に外壁の塗装工事もしたい
という方からお問い合わせをいただくことがあります。

そこで今回は、外壁塗装の種類や相場、見積書の見方などについてご紹介します。

そもそも屋根と同時に外壁塗装工事は可能か

まず、屋根工事と共に外壁塗装が出来るのかどうかについて。

答えは「可能」です。
むしろ、次の点から「大正解」とも言えます。

屋根工事と外壁工事を同時に行うメリット

足場代を節約できる

一般的に屋根工事の際も外壁塗装の際も足場を組みます。
足場はタダではなく、有料です。もちろん、施主側が支払います。
施工を一緒に行う事でこの足場代を1回分カットすることができます

諸経費を節約できる

諸経費とは、交通費や駐車場代など工事以外にかかる経費のことです。
上記と同じ理由で、諸経費が1回分カットできます

業者探しの手間が軽減する

業者探しはとても大変な作業です。

しかし、業者の選定に失敗して悪徳な業者に引っかかりたくはありませんから、
ほとんどの方はとても慎重に業者探しを行っていると思います。

また、情報サイトを覗くと「複数の業者から見積を取る方が良い」と書かれています。
実際見積は複数の業者から取る方が良いのですが、
現実的にはとても骨の折れる作業です。

この大変な業者探しを2度もするのはなかなか辛いものですが、
屋根工事の際に同じ業者に外壁工事の依頼すれば、
1回分の手間を省くことができます。

業者とのやり取りが一度で済む

業者に連絡したいことがある場合などは、
一つの業者に施工を依頼している方が楽です。

また、業者側から見ても
「屋根工事との兼ね合いで、外壁塗装はこのようにしませんか」
などそれぞれの施工内容に連携を持った提案ができるほか、
何らかの連絡がある場合もスムーズになり
双方にメリットがあるといえます。

施工を同じ業者に頼む場合の注意点

ただしメリットばかりではありません。
以下の点に気をつけるようにしましょう。

後期が長引く

2回分の工事を1回で行うので、工期が長くなる可能性があります。

ただし、長い目で見れば2回目の工事がなくなるわけですから、
トータルでの工期は短くなり、デメリットとまでは言えないでしょう。

業者選びに失敗してしまったら最悪

煩わしい業者選びを一度で済ませられるのは大きなメリットである反面、
選んだ業者が悪徳な業者であれば、
2回分の工事を両方とも悪徳業者や手抜き業者で行う
という、最悪の結果になってしまいます。

どちらかが専門外の場合がある

屋根の専門業者、外壁の専門業者、どちらも得意な業者、
など様々な業者があります。
多くは業者間の連携によって解決するのですが、
中には「外壁(もしくは屋根)には対応できない」という業者ケースもあるようです。

不要な工事の場合がある

屋根材や環境などにもよりますが、
一般的には外壁よりも屋根が先に傷んでくることが多いです。

外壁の状態をしっかりと確認もせずに
「足場代などが安くなるので、屋根工事のついでに外壁もしておきましょう」
というセールストークで外壁塗装を進めてくる業者がいますが、
実際はまだまだ外壁塗装は不要という場合もあります

どれくらいの痛みなのか、施工の必要度はどれほどなのかなど
しっかりと確認をするようにしましょう。

外壁塗装の種類と相場(価格・費用)

アクリル系塗料:800~1200円/㎡

長く使用されてきた歴史のある塗料ですが、現在はあまり使われなくなっています。
非常に安価ですが、耐用年数が短いというデメリットがあります。

ウレタン系塗料:1100~2000円/㎡

塗りやすく、密着性が高いのが特徴です。
また、光沢があるので汚れの付着を防ぐ効果も期待できます。
一般的に、耐久性は若干アクリルよりもありますが、シリコン系には劣るとされています。

シリコン系塗料:1700~3500円/㎡

価格と耐久性のバランスが良く、広く使用されている塗料です。

フッ素系塗料:3000~4500円/㎡

品質が高く、シリコン系よりも耐久性が優れています。
反面、高価であるため採用を躊躇されるケースが目立ちます。

遮熱・断熱塗料:4000~5500円/㎡

太陽の熱を反射するのが「遮熱塗料」、
塗膜に溜めて熱伝導を押さえるのが「断熱塗料」です。

遮熱塗料よりも断熱塗料の方がやや耐用年数が長いですが、
価格もその分割高になります。

光触媒塗料:3600~5500円/㎡

次世代塗料とも呼ばれている塗料です。

太陽光など、火がりが当たることで汚れを分解してくれ、
汚れと塗膜との間に雨水が入り込んで汚れを流してくれます。

非常に寿命が長いのですが、まだまだコストが高いのが難点です。

ラジカル系塗料:1500~2400円/㎡

2015年に発売された新しい塗料です。

大きな特徴は、低価格でありながら非常に耐久性に優れている点です。
また光沢を出せる塗料であるため、汚れの付着を防ぎやすいという点にも注目されています。

ただし、実績が少ないため対応できる業者を探すのが難しいと言われています。

外壁塗料には水性・油性がある。その違いは?

この塗料には、水性塗料と油性塗料があります。
どちらが良いとは言えませんが、一般的には油性の方が長持ちすると言われています。

【水性】
水で溶かして使う。
においがあまりなく、安価。

【油性】
シンナーなどを使って溶かして使う。
においがするが、塗料の密着度が高く寿命が長く、値段が高い。

外壁塗装の見積もり項目の味方、注意点

外壁塗装の見積書の、主な項目について解説します。

□足場
工事をする人、下を歩く人の安全のため足場を設置します。
単価や面積などが分かるかどうかチェックしましょう。

□飛散防止ネット
高圧洗浄を行う時や、塗料を塗るときに周囲に飛び散るのを防止するネットです。
単価や面積などを確認しましょう。
※飛散防止ネット代は、足場に含んでいることがあります。
 どこにも記載がなければ必ず確認するようにしましょう。

□高圧洗浄

塗装前に汚れを落とすために行います。
1平米あたりの単価や、必要面積などが分かるかチェックしましょう。

□下地調整
塗装面を綺麗に整える作業です。
クラック(ひび割れ)や剥がれなど、劣化している部分を整えます。

□下塗り
塗料を定着させるために、下地として始めに行う作業です。
単価や量はもちろん、塗料の名称が明記されているか確認しましょう

□中塗り・上塗り
通常、中塗りと上塗りは、共に同じ塗料を使います。
下塗りが乾いたら→中塗り→中塗りが乾いたら→上塗り
と重ね塗りをするように作業を進めます。
単価や量はもちろん、塗料の名称が明記されているか確認しましょう。
※下塗りと合計で記載されている見積書もあります。

「一式」表記に注意!その他気をつけたいこと

「一式」という記載があれば注意しましょう。
具体的な表現を避けることで費用を水増ししている業者もあります。
しっかりと内容を確認するようにしましょう。

また、値引き額が大きすぎるのも要注意です。
その分、他で相場以上の金額を取っている場合があります。
ごまかすための手法である可能性があります。

こんな場合は多めに予算を

周りに何もない真四角の家であればすんなり塗装が出来るのですが、
さすがにそんな条件の家は少ないでしょう。

少々の条件であれば費用アップとまではなりにくいのですが、
次のような条件のお宅の場合は、予算が多めにかかる可能性があります。

・形状が複雑
・隣の家との距離が近い

屋根工事と外壁塗装、同時に行う際のポイントまとめ

お伝えしてきたように、様々なポイントがありますが
特に覚えておいていただきたい点をまとめておきます。

・屋根工事と同時に行うとコストカットできる

・不要なセット工事をすすめられていないか確認する

・塗料のメーカーと名前を確認する

屋根工事と同時に外壁工事をしたい方、ご相談はお気軽に

「屋根も外壁もどっちも得意な業者を探したい」
という方は、お気軽に当協会までご相談ください。

複数の業者に現場調査を行ってもらう手はずをつけたり、
いくつもの見積を見比べたりすることは理想ではありますが、
正直とても大変だと思います。

当協会では、厳しい認定基準をクリアした施工会社を
認定優良業者として登録しております。

日本住宅工事管理協会へ屋根工事に関するご相談をいただいた場合、
この「認定優良業者」のご紹介をこなっていますので、
1社の現場調査、見積もり作成でも安心です。

工事をお考えの方は、ぜひ当協会までお気軽にご相談下さい。

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