ガルバリウムよりも上質?SGL(エスジーエル)という屋根材が普及の兆し

2017.05.18

新素材SGL(エスジーエル)!ガルバリウムに続く金属屋根の新風

軽量でありながら高い耐久性を誇るガルバリウム鋼板ですが、
このガルバリウム鋼板が誕生し30年以上が経ったころ、新しい鋼板が誕生しました。

それが、SGL(エスジーエル)という鋼板です。

なんと、ガルバリウムの約3倍もの耐食性を誇るとのこと。
今回は、この「次世代ガルバリウム鋼板」についてみていきます。

SGLとは? ~名前に込められた重い~

SGLは日鉄住金鋼板の特許商品です。
SGLという言葉にはメーカーの次のような思いが含まれています。

●S:Superior=上質な、Special=特別な、Super=超越した
●GL:ガルバリウムの略称

つまり、「優れたガルバリウム鋼板」「次世代のガルバリウム鋼板」であることを表しています。

SGLとは?~マグネシウムが”効いてる”その構成~

SGLはガルバリウム鋼板のめっき層にマグネシウムを2%追加したものです。

●ガルバリウムの成分と混合比:アルミ55.0%+シリコン1.6%+亜鉛
●エスジーエルの成分と混合比:アルミ55.0%+シリコン1.6%+マグネシウム2%+亜鉛

SGLやガルバリウムのめっき層は、アルミの含有率が高い「アルミリッチ相」と亜鉛の含有率が高い「亜鉛リッチ相」が複雑に絡み合って形成されています。
SGLに添加されているマグネシウムは亜鉛リッチ相と共存し、激しい腐食条件下でも腐食を抑え、耐食性を向上させます。

マグネシウムの含有率を2%としたのは、めっきの耐食性を最大限に引き出すためです。

ガルバリウム鋼板と比較!違いや秀でている点は?

では、ガルバリウム鋼板とSGLとはどんな違いがあるのでしょう。

●耐食性:SGLの耐食性はガルバリウム鋼板の約3倍

従来の鋼板よりも強いと言われてきたガルバリウム。
SGLは更にその3倍もの耐食性を誇ると言われています。

●歴史:ガルバリウムは35年、SGLは4年(2017年5月時点)

ガルバリウム鋼板が誕生したのは1983年のこと。大同鋼板(現:日鉄住金鋼板)が国内で初めて商用生産しました。
1996年に次世代型ガルバリウムの開発が始まり、SGLは2013年に誕生しました。

●耐薬品性:共に酸性・アルカリ性に対し強い耐食性

SGLの方がアルカリ領域への耐食性が向上しています。
対して酸性の領域ではガルバリウムの方がやや耐食性があるようです。
いずれにしても、ガルバリウムもSGLも、高い耐薬品性を備えています。

SGLの今後に期待!

SGLは、なんといっても高い耐食性が魅力です。
今後、海岸地域などでの活躍が期待されます。

保証制度も用意されています(穴あき 最長25年)。
このことからも、強さへの自信の表れを感じられますね。
※保証の条件等もあるようですので、詳細は事前にメーカーへご確認ください。

参照:日鉄住金鋼板 エスジーエル

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