屋根工事の見積書はこう見る!葺き替え編

2017.04.10

屋根工事の見積もりを取ったけど……見方が分からない!という方へ

「そろそろ屋根のメンテナンスをしよう」
「突然の雨漏りで修繕工事が必要になった」

など、さまざまな理由で業者へ工事の見積を取ったはいいものの、
見積書の中身を見てもさっぱり意味が分からず、
分からないから突っ込むこともできず、
結局提示された見積書のまま工事をしてしまうという方は少なくありません。

そこで、当サイトではシリーズで
見積書の見方や抑えるべきポイントについてお伝えします。

今回は葺き替え編です。

葺き替え工事とは? 工程をおさらい

葺き替え工事とは、既存の屋根を全て取り払って新しい屋根を設置する工事です。

見積書の中身を見ていく前に、
葺き替え工事がどのような工程で進んでいくのか確認しておきましょう。

足場の設置

工事をする人、下を歩く人の安全のため
屋根の傾斜などにも考慮しながら足場を設置します。

既存の屋根材を撤去する

まずは今のっている屋根材をはがします。

屋根材の処理

はがした屋根材を処理します。
スレート屋根の場合、古いものはアスベストを含んでいる可能性がありますので
処理の際にアスベストが飛散しないようにする必要があり、一般に料金は割高になります。

葺き土の撤去

昔の瓦屋根の場合、瓦をのせる土が敷き詰められているため、
その土を撤去する作業を行います。

野地板など、下地の状況をチェック

既存の野地板(コンパネ)が傷んでいないかなど、チェックを行います。

野地板(コンパネ)の修理・新設

野地板に痛みが見られる場合は修繕します。
その後、新しい野地板を設置します。

防水シート(ルーフィング)設置

ルーフィングと呼ばれる防水シートを設置します。
雨を防いでくれるのは実は屋根材ではなくこのルーフィングです。
丁寧に設置していきます。

新しい屋根材を設置

新しい屋根材を設置します。

棟板金を設置

棟に板金加工を行い、完成。

足場を撤去

足場を設置している場合、すべての屋根工事が完了したら足場を撤去します。

ではいよいよ実際の『見積書』の項目をチェック!

屋根の葺き替え工事には以上のような工程があるため、
見積書には主に次のような項目が記されています。


□撤去費用…既存の屋根材の撤去費用

□処理費用…既存の屋根材の処理費用。撤去費用に含んで表記することもあるが、アスベストをお含む屋根材の場合高額になるのが一般的なので別途処理費用として記載されることが多い

□下地補修費…下地材を補修する際の費用

□防水シート(ルーフィング)…新しく貼りつける防水シートの費用

□新屋根材の設置費用…新しくのせる屋根材の費用

□棟…仕上げに設置する旨板金の費用

□足場代…足場を設置する場合の足場代

□諸経費…交通費や駐車場代、管理費など工事以外にかかる経費

どんなところに気をつけたらよいの?見積書のここに注意!

見積書に記されている項目名の意味が分かったところで、
次はどんなところに着眼してみていけばよいのかをお伝えします。

□撤去費用…きちんと平米単価などが記されているか?

□処理費用…既存の屋根材にアスベストが含まれているのかどうか確認する

□下地補修費…どのような補修をするのか、単価はいくらとして算出されているのか

□防水シート…どんな防水シートなのか記載があるか、単価が分かる記載があるか

□新屋根材の設置費用…屋根材の名称が記載されているか、単価が記載されているか

□棟…単価が分かる記載があるか

□足場代…足場が必要な理由説明を受けているか

□諸経費…何にいくら必要なのか算出基準が明確かどうか

「怪しい見積書」って見極められる?

上記の点に注意しながら見積書をみていったときに不審に思う点があれば
必ず1つずつ業者に確認をとるようにしましょう。

とくに「工事費一式」など、あいまいな表現で記載してある場合は要注意です。

屋根工事には基本的に定価というものがありません。
具体的な表現を避けることで費用を水増ししている業者もありますので
しっかりと確認するようにしましょう。

見積依頼の鉄則は、2社以上に依頼すること

以上のような目で見積書を見ていけばある程度信頼性が見えてくるのですが
それでもやはり、1社だけでは心配です。

先程も述べたように、屋根工事には決まった金額がありません。
しかし、相場はあります。

ただし、その相場はどの家にでも当てはまるものではなく、
1軒1軒、屋根の条件によって異なるものです。

いわば、「その家の、その屋根の、相場」があるわけです。

ですから、2社以上に見積をとることで比較することができますし
ご自分の家の相場観が分かるようになっていきます。

とはいえ何社も依頼するのは大変……当協会なら解決!

とはいえ実際問題、何社も何社も見積を取るのは大変だと思います。

限られた時間で業者を呼ぶことになりますし、
業者同士をバッティングさせるのも気が引けるという方が圧倒的でしょう。

当協会では、厳しい認定基準をクリアした施工会社を
認定優良業者として登録しております。

日本住宅工事管理協会へ屋根工事に関するご相談をいただいた場合、
この「認定優良業者」のご紹介をこなっていますので、
1社の現場調査、見積もり作成でも安心です。

工事をお考えの方は、ぜひ当協会までお気軽にご相談下さい。

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