見積り用語集|「雪止め」について-気になる相場など-

2016.08.26

雪止めの見積りについて知っておいてほしいこと

見積りと言うのは同一の項目名であった場合でも各業者によって作業範囲が異なっていることが多く、項目名や金額だけで単純に比較する事が出来ません。
複数の会社から見積りを取り比較を行っても、本当に同じ作業に対しての価格比なのか判断する事は難しいです。

今回のページでは屋根工事の見積り項目に出てくる「雪止め」についてご説明させて頂きます。

当協会にて一般的に考えられている内容を元に項目の定義を行っておりますが、全ての業者に適応するものではございませんのであらかじめご了承下さい。

項目や内容に関して疑問などがございましたら、お気軽にご連絡下さい。

雪止めとは

雪止めとは屋根に積もった雪の落雪防止のために屋根に設置する器具です。

積もった雪はしばらくすると溶け出して屋根から滑り落ちてしまいます。
この雪の落下を防ぐのが雪止めになります。

雪止め

出典:屋根リフォーム – 『電気式屋根融雪』はメンテナンスフリー 【小千谷市】 屋根融雪で少しでも楽な冬を
(http://www.taiheinagaoka.com/topics_detail3/id=179)

雪止めの相場について

屋根の形や勾配、雪止めの種類等によりますが、価格相場として1か所辺り800円から1,500円程度となります。

単位をメートルで算出する場合もありますし、屋根の本体工事に含まれている場合もあります。

雪止めの見積もりが入る工事内容

雪止めは、屋根の葺き替えやカバー工法、雨漏り工事を行う際に一緒にでてくることがある見積項目です。

一概に雪止めと言っても様々な種類がありますので、どのタイプの雪止めなのか見積もりの確認が必要です。

yajirushi_c 扇型雪止め
スレートとスレートの隙間に入れて固定するタイプ

yajirushi_c 雪止め瓦
瓦 そのものが雪止めの形状をしている、瓦屋根用の雪止めです。
既存の瓦を抜いて差し換えます。

yajirushi_c 瓦用雪止め
取付位置の瓦をはがし、ビスで固定します。
瓦本体を浮かして雪止めを滑りこまして設置できるタイプのものなら、瓦を剥がさずに設置できます。

yajirushi_c 羽根付雪止め
桟木に羽根付の雪止めを取り付けます。

yajirushi_c アングルタイプ
長い棒で雪を止めます。多くの雪を止めることが可能です。
羽根付雪止めでは落雪を止めきれない場合などに採用されています。

yajirushi_c 落雪ストップ雪止め
太陽光発電を行っている場合に使われる雪止め。パネルからの落雪を防ぎます。

住宅の屋根の形状に合ったタイプの雪止めなのか、希望のタイプの雪止めなのかしっかり確認しましょう。

yajirushi_c 参考ページ:セキノ興産

雪止めの見積りには含まれていないもの

当たり前ですが、雪止めの見積りにはその他の屋根の補修工事などは含まれておりません。

足場を設置しなければならないような屋根の場合には、屋根の葺き替えや雨漏り工事等と一緒に雪止めを設置すると費用を抑えられます。

雪止め設置で気を付けること

自分の住んでいる地域は豪雪地帯ではないから雪止めは必要ないと思っていませんか?

でも実は豪雪地帯では雪止めを設置していない家屋がほとんどです。

なぜかというと豪雪地帯で雪止めを設置する事で大量の雪が溜まり、かえって住宅への負荷や危険が増えてしまう恐れがあるからです。
また、雪止めが雪かきの邪魔になってしまい、作業の効率を妨げてしまう場合もあります。

豪雪地帯で必要ないのであれば、どのような地域で雪止めが必要なのでしょうか?

基本的には雪が積もったことのある地域では雪止め設置の検討をした方が良いです。

降るといってもほとんど降らないから必要ないと思われるかも知れませんが、そのような地域こそ雪止めの必要な地域です。

豪雪

出典:そらやねっと半田店屋根リフォーム太陽光発電
(http://www.sola-yanet-handa.com/2016/01/21/屋根の落雪対策には後付け雪止め金具-雪止め瓦を/)

雪止めの役割

① 人的被害を防ぐ

雪は私たちが思っている以上に重たく、硬い凶器です。人の上に落雪して生き埋めになったり怪我に繋がる事があります。

② 隣家とのトラブル回避

落雪でのトラブルで多いのが隣家との落雪トラブルです。隣家の敷地へ雪が流れ込んだり、家屋や車、植木などを傷つけてしまう事があります。

③ 住宅設備が破損

隣家だけでなく落雪により自宅の雨どいやカーポート、車などの破損の可能性があります。

落雪の事故は非常に恐ろしく家屋の損壊以外にも人命にも関わる事故に繋がりますので雪止めの導入を検討して下さい。

雪止め設置時の注意点

雪止め設置にあたり注意する点もあります。

① 屋根が重くなってしまう

雪の重量が屋根や建物への負担が大きくなる。

② 結露が発生しやすくなる

屋根と室内との寒暖の差により、結露が生じて木材が傷む可能性がある。

③ サビやすい材質の物もある

金具の雪止めが錆びて、屋根にサビが移ることがある。また、錆びた金具をそのままにしていると落下につながる危険性がある。

雪止め設置のメリット、デメリットを理解した上で設置するのかの判断が必要です。

雪止めで気にしなければいけないこと

雪止めは後から屋根に設置する事が可能ですが、足場を組まなければならない屋根の場合は他の屋根工事と一緒に雪止めを設置するのが必要を抑えられて良いです。ですが悪質な業者は不必要な工事まで進めてくる場合もありますので注意して下さい。

また雪が積もってしまってから工事をすることは難しいため、検討している方は早めに動くことをおすすめします。

日本住宅工事管理協会では見積もりについて第三者の立場でアドバイスさせて頂いております。
気になる点や何か不安があるなどがありましたらお気軽にご相談下さい。

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