見積り用語集|野地板増し張り編-気になる相場など-

2016.08.10

野地板増し張りの見積りについて知っておいてほしいこと

見積りと言うのは同一の項目名であった場合でも各業者によって作業範囲が異なっていることが多く、項目名や金額だけで単純に比較する事が出来ません。複数の会社から見積りを取り比較を行っても、本当に同じ作業に対しての価格比なのか判断する事は難しいです。

今回のページでは屋根工事の見積り項目に出てくる「野地板増し張り」についてご説明させて頂きます。当協会にて一般的に考えられている内容を元に項目の定義を行っておりますが、全ての業者に適応するものではございませんのであらかじめご了承下さい。

項目や内容に関して疑問などがございましたらお気軽にご連絡下さい。

野地板増し張りとは

野地板の増し張り工事とは「屋根や既存の野地板の上に新しい野地板を張り下地の補強」を行う工事です。「野地板の重ね張り」「野地板の重ね葺き」「コンパネ取付」などという場合もあります。

野地板増し張り工事

出典:リフォーム用語説明:屋根リフォーム(重ね張り) (http://blog.livedoor.jp/matutomo2/archives/52117138.html)

野地板増し張りの相場について

価格は、野地板の材質や厚みなどによって変動します。
厚さが6mmのもので平米あたり1,400円から、12mmのもので平米あたり3,600円程度となります。工事内容によりますが、6mm、9mm、12mmのものがよく使われています。

野地板増し張りの見積もりが入る工事内容

野地板増し張りは、下記の工事を行う際に良くでてくる見積項目です。

① 屋根の葺き替え工事
② 屋根のカバー工法工事
③ 屋根の雨漏り工事

野地板増し張り時に気を付けること

野地板は垂木に屋根の下地として張り付けし、その上に防水シートや屋根材を乗せて家を雨風から守る重要な部分です。

屋根材紹介

出典:屋根の構造、葺き替え、工事の工程(http://oohlookshiny.org/)

雨や風から家を守る屋根は経年と共に劣化していき雨漏りなどを引き起こします。
屋根工事を行う際には、野地板の状態を確認して野地板の増し張りや葺き替えを視野に入れる必要がありますが、屋根材や防水シートの下に隠れている野地板の状態を外から判断する事は難しいです。

見積り時には補強や張り替えを行う必要があるのかを、屋根に上って野地板の状態をきちんと見てもらう必要があります。

屋根にも上らずに野地板の増し張りや葺き替えの見積り項目が出てきた場合には注意が必要です。

野地板増し張り時には含まれていないもの

野地板の増し張りと張り替え(葺き替え)は違いますので、張り替え(葺き替え)と勘違いしてしまわないように注意が必要です。

増し張りはあくまで既存の屋根や野地板の上から新しい野地板を張る作業になりますので張り替え(葺き替え)よりも安価な事が多いです。
増し張りと思っていたら張り替えだった、またその逆で張り替え(葺き替え)と思っていたら増し張りだったという事が無いように見積りと業者のいう事に差異がないか確認しましょう。

野地板増し張り時の注意点

屋根工事を行う場合、野地板の増し張り若しくは張り替え(葺き替え)が必要なのかは屋根や野地板の状況をきちんと確認しなければ分かりません。

よほどの劣化がない限り外側からの状態を見ただけでは野地板の劣化状態を判断する事は難しいです。

一つの目安として野地板の耐用年数は20年~30年ほどと言われております。
しかし雨漏りが発生している屋根は雨水が浸水して劣化が進んでおりもっと早い年数でも野地板の交換や補強が必要になってきます。

築年数が30年未満で屋根や野地板に著しい劣化がない場合は野地板の増し張りを検討し、築年数が30年を超える住宅の場合は張り替え(葺き替え)を前提に検討した方が良いと思われます。

住宅の築年数と見積書の項目、野地板の劣化状態を比べて本当に必要な工程なのか判断しましょう。

野地板の劣化

出典:三代目のつぶやき NEO!! 家を長持ちさせたいのなら、野地板も絶対ムク材がいいね!
(http://hidamoku.blog.fc2.com/blog-entry-94.html)

見積りの中の野地板増し張りで気にしなければいけないこと

野地板は屋根材を支える基礎になる部分です。

野地板の増し張りは、張り替えと違い古い野地板を撤去する必要がなく費用が抑えられますが、劣化が著しく進行している屋根や野地板の上に増し張りを行うと逆に屋根の耐久性を落としてしまいます。

また既存の野地板の上に新しい野地板を張るので張り替えよりも屋根に重さが掛かります。
家の屋根状態を正しく診断し野地板の増し張りが必要なのか、費用は適正なのかを判断する必要があります。

普段は見えない部分だからこそ適切な費用で適切な工事が必要になる部分です。

自分では屋根の上を確認するのは難しいので、納得のできる説明ができる、写真などで明確に屋根の状態を見せて貰える等の信頼のおける業者に見積もり依頼しましょう。

日本住宅工事管理協会では見積もりについて第三者の立場でアドバイスさせて頂いておりますので気になる点や何か不安があるなどがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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