熊本地震から3ヶ月!現地で見られる工事トラブルについて

2016.07.20

トラブルが続出!熊本地震の屋根工事の実態について!!

熊本地震が起きてから時間がたちましたが当協会の寄せられる相談内容があまりよくない方向に変わってきています。

地震が起こった当初は屋根工事関する相談がほとんどだったのですが最近では屋根のトラブルに関する相談が多くなってきてしまっています。

内容は詐欺まがいなことから、地震の影響で業者の手が回らなくいたし方がないようなトラブルまで様々にいたります。

被災された方の傷ついた心にさらに傷を負わせるような内容のものをあります。
当協会では同じようなトラブルに巻き込まれないように実際の例を踏まえながらご紹介したいと思います。

ただほど怖いものはない、ビニールシートからの高額工事

まずはほとんど詐欺といっても過言ではない事例のご紹介です。

地震の影響で瓦がほとんど落ちてしまいルーフィングがむき出しになってしまったAさん宅に作業服を着た男性が突然訪問してきました。

男性は「瓦が落ちてしまうと天井がむき出しになってしまい、放置することで取り返しがつかなくなってしまう。
取り急ぎ応急処置としてビニールシートをつけとく必要があります。

自分はこの近所で何件もビニールシートをつけてきたのでお宅にも付けてあげます。」とのことでした。

Aさんは瓦が落ちていることに不安があったためこの男性に頼んで屋根にブルーシートをかけてもらいました。

了承をもらった男性は数時間後に車でブルーシートを持ってきてAさん宅に設置し、作業完了後に帰っていきました。

Aさんは地震で弱っていたものの男性の親切な対応に感動を覚えたそうです。

数日後、男性が再度家に来て突然ブルーシート設置の価格を請求してきました。
Aさんは無償で行ってくれたと思っていたのでお金がかかることにびっくりしました、また価格を見るとブルーシートを設置しただけにもかかわらず100万円近い金額を請求されたのです。

とても払うことが出来ないAさんはお金がかかるとは聞いていなかったのでとても払えないと伝えたところ、それでは瓦屋根の工事を自分たちにさせてくれればブルーシート代はただにするといってきたのです。

そうです、この業者は最初から屋根工事の依頼を獲得するためにただと思わせるようなトークでAさん宅にブルーシートを設置したのです。

Aさんは工事の費用を確認したところ、当協会で考える相場の3倍程度の価格を提示されて、あまりの高さにこの価格では工事は出来ないと伝えたところ、ではブルーシート代を払ってほしいといわれ追い込まれてしまいました。
※Aさんの話は当協会に相談があった内容を元に作成しております

相談のご連絡を受けているとブルーシートは設置して後ほど高額な工事費用の契約につなげようとする業者は多く、仕方がなく契約をされたかたが多くいるように思います。

この場合、ブルーシートを設置するときに契約を結んでいないため、現状復旧させることが出来ますので決して業者の言い分を飲む必要はなく、撤去させることが出来ます。

ただ、撤去してもらうときにそれなら撤去代を払えといってくる業者いるとも聞いています。
これも当然違法になります、このようなトラブルに巻き込まれた場合、消費者センターに事情を説明すれば仲介してくれますので一人で悩まずに相談してください。

費用に関する問題

やはり多いのが価格に関する問題です。

災害の後は工事会社に仕事が一気に増えます。
あまり良くない言い方ですが放っておいても仕事が来る状態ですし、工事会社がお客様を選ぶことも出来ます。

そうなると、一部の会社は工事費用を高くして自社の利益を上げるようにします。
施主さんが気づいても工事会社はどこの工事会社も同じような状態で手が空いていない、施主様が早く直したいとあせっていることを知っているので価格をほとんど下げることがなく、高い価格を提示し続けます。

中には高い価格と知りながらもやはり早く直したいと相場の倍ぐらいの価格で契約を交わしてしまう方もおられます。

Bさんは屋根工事の見積もりが届いた後に当協会に相談のお電話をされました。
当協会では見積もりの第三者チェックを行っており、送ってもらった見積もりを確認したところ、流通の関係で屋根材が高くなっていることを踏まえたとしても通常の2倍ぐらいの価格でした。

そのことをBさんにきちんと説明し、Bさんも業者に説明して当協会が出した価格とは言わずとも多少の値引きをしてもらえるように依頼してみるとのことでした。
※当協会では熊本の会員企業が手一杯だったため業者の派遣が出来なかった

数週間後Bさんに連絡を取りどうなりましたか?と確認したところ。
当初の見積もりのままで工事に入ってもらったとのことでした。

ことの経緯を聞いていると、当協会が指摘した内容を業者に説明したら、「今この価格で依頼いただけないのであれば工事が出来るのはもっと後になりますよ」「どこも同じだからすぐに直したいのであれば今自分たちと契約するしかないですよ」といわれ、早く直さないと家がだめになると思っていたBさんは業者の出した価格で契約をしてしまったとのことです。

Bさんのようなトラブルは非常に増えています。

他にも契約を交わしたのに着工日が決まらない、工事が始まったのに一向に進まない、現場調査に来て瓦を故意に割ったりしているなど様々な相談が来ています。

2011年3月におきた東日本大震災のときもそうでしたが、被災した方の心の弱みを突いて得をしようと考えている企業が多いことに深い悲しみを覚えて仕方がありません。

内容によってはトラブルを解消することも可能ですのでこのようなトラブルに会われた方はどんな些細なことでもかまいませんのでお気軽にご相談ください。

日本住宅工事管理協会は第三者の立場で相談に乗らせていただきます。
また、工事会社のネットワークを活用して信頼できる業者のご紹介もしておりますので、現場を見てほしい方のご依頼にもお答えできる体制を整えておりますのでお気軽にご連絡いただければと思います。

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